4年

4年「お礼の手紙」【礼儀】の指導案はこうする!

礼儀
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こんにちは。
今日は『4年「お礼の手紙」【礼儀】の指導案はこうする!』
このテーマで教材解説をします。

今日の話題は礼儀。

礼儀って最近は「古い」と言って敬遠されたり、大事にされることが少なくなってきました。

しかし、日本人が古くからもつ習慣であり、社会では必須の定義です。

礼儀の原点に立ち返り、深く考えていきましょう!

では、解説です!

1 教材について
2 内容項目と教材
3 導入
4 発問
5 まとめ

順番に解説します。

1 教材について

B 主として人との関わりに関すること
「礼儀」
3・4年の目標・・・・礼儀の大切さを知り、誰に対しても真心を持って接すること。

4年生「お礼の手紙」(光文書院)

あらすじ

けんたは以前、ほうれん草農家の見学に行ったので、お礼の手紙を書いた。

しかし、友達からは「農家のおじさん、友達なの?」と言われて驚いた。

けんたは、はじめのあいさつや、結びのあいさつを入れて書き直した。

2 内容項目と教材

現代の子どもは手紙離れが進んでいます。

メールやLINE、SNSでのやりとりが増え、手紙は気持ちを伝えるツールとしては、子どもたちには全く身近なものではありません。

まずは手紙とはどういうものかを知り、実際に書いてみる活動をできればやっておきたいものです。

手紙の書き方を教えることは国語の仕事ですが、手紙に込める思いを考えることは道徳の仕事です。

手紙だけでなく、「相手のことを思う心」についても道徳では併せて考えていくので、手紙を書く活動は必須ではありませんが、実体験を伴う理解は、やはり納得感がちがってきます。

では、教材を考えてみます。

子どもはなんとなく、2通目の丁寧な手紙の方がいいだろう、とは感じてはいますが、その理由までは明確には説明できないでしょう。

 ・何に対しての感謝なのか。
 ・その感謝の気持ちは、どんな言葉で伝わるのか。

この2つについて、子どもに考えさせたいですね。

具体的に考えてみます。

けんたたちが見学に行った時には、農家の方は仕事の時間を割いて見学のお世話をしてくれたでしょう。
このことから、おじさんの見学のために使ってくれた労力に対しての感謝が1つあげられます。

それについて、見学の感想とほうれん草についての思いを言葉にして、労っています。

ほうれん草農家にとって、子どもが見学に来た後に言われてうれしい言葉はなんでしょうか。

「ありがとう」ももちろんうれしいですが、それよりもうれしいものは、毎日一生懸命作っているほうれん草が「好き」「好きになれそう」という言葉でしょう。自分が情熱を注いでいるものに対して興味をもったり、好意を抱いてくれるのは、よろこびはより大きいものです。

ここで大切なのは、相手の心を想像するということです。

・自分がされてうれしいのはどんなことか。
・相手が言われてうれしい言葉はなにか。

そんなことを考えている時間は、相手のことを考えている時間です。
手紙の礼儀は、まさにそこです。
相手のことを考えている時間が、礼儀なのです。




また、けんたは1通目の手紙への指摘に対して真摯に向き合っています。
そして、形式だけの言葉ではなく、思いを込めて、なおかつ丁寧な言葉に修正をしています。

形式だけの言葉で礼儀正しくするのと、本当に心のこもった礼儀正しさ、2つのちがいは相手に伝わる可能性があります。

手紙を書く時だけでなく、礼儀が求められる場面では、形の礼に心を込めることが大切です。
行動だけでなく、行動+心が大切ということです。

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3 導入

T:教師 C:子ども

T:礼儀正しい人ってどんな人ですか?
C:あいさつができる。
C:敬語が使える。

T:じゃあ敬語を使えばみんな礼儀正しいってことですね。
 「先輩って頭悪いですよね!」これって敬語は使っているけど、礼儀正しい?
C:うーん、敬語だけを使えばいいってわけじゃない。

T:礼儀には何が必要なんだろう?
C:うーん。

T:今日は「礼儀」についてみんなで考えていきましょう。

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4 発問

・最初の手紙の方が気持ちが伝わっていいのではないか。
・最初の手紙は「ありがとう」も「ほうれん草のこと」も書いているので、足りないことはないのではないか。
・なぜ「はじめのあいさつ」や「結びのあいさつ」を入れなければならないのだろう。

・最初の手紙(A)と2通目の手紙(B)、AにあってBにないものはなんだろう。
・BにあってAにないものはなんだろう。
・知り合いのおじさんに書く時にはAとB、どちらがいいだろう。また、それはなぜだろう。

・なぜ1通目では気持ちが伝わらないのだろう。
・農家のおじさんの何に感謝している手紙なのだろうか。

5 まとめ

・礼儀は相手のことを想像すること。
・礼儀は時と場合と相手によって形が変わる。

この2つが子どもの言葉で表現できると、いいまとめになりますよ!

はい、ということで今日は
『4年「お礼の手紙」【礼儀】の指導案はこうする!』
このテーマでお送りしました!

また明日もお楽しみに。