保護者対応

保護者対応の基本

こんにちは。kishです。
今日は保護者対応の基本についてお話しします。

保護者対応は,先生の悩みですよね。
思っていないような指導のポイントについてクレームをもらったり,
うまく対応できないと信頼が失われるかも,という恐怖があったり・・・
でも,この記事でその気持ちが少し楽になります。

今日の言いたいこと

保護者対応は
スピード解決ではなく
スピード対応を心がけよ!

これだけです。

保護者は,担任に対して様々な思いをもっています。
指導がこれまでの先生よりもいい。
通信で子どもの様子を教えてくれる。
なぜそんなことするのだろう。
子どもによく怒っている。

しかし,よっぽどのことでない限り,
いちいちクレームを学校に言うことはしません。
それは,信頼されているとも言えるし,
ある意味では,諦められているとも言えます。

それは紛れもない事実ですので,なげいてもしょうがないです。

では,何かトラブルが発生したとしましょう。
ここでは子ども同士のケンカで相手がけがをしたと仮定します。

この時の教師の思いは,こんな感じです。
「保護者に伝えにくいな。」
「なんでそんなことが起きるんですか。先生はよく見ているんですか。」
「本当にうちの子がやったんですか?」
とにかくマイナスに考えてしまいがちです。


しかし,そんなそんな時の保護者はこんな思いです。
「うちの子はけがをしたのだろうか。どの程度のけがだろうか。」
「相手のけがはどの程度だろうか。ひどくないだろうか。」
「なぜけんかが起きたのだろうか。原因を知りたい。」
このように,とにかく事実を知りたがっています。
そこに,「先生を責め立てよう」という気持ちは全くありません。

子どもも親の子なら,親も人の子です。
何かよくないコトが起きたら事実を受け止め,
我が子を指導する心は当然あります。

それを、
学校側は「きちんと相手と和解が済んでから。」等と
解決を優先にして対応を後回しにしてしまわず,
スピード対応をするのです。

もちろん,担任の独断で保護者へ連絡すると言っているのではありません。
主任や管理職の許可を得た上で,一報を入れましょう。
保護者はその時点で,情報を得た状態になります。
そして,いち早く連絡をくれた学校に対して感謝の心が芽生えます。
包み隠さず,すぐに連絡をしてくれたそのスピードに,
保護者は心を動かされます。

誠意とは,心ではなく,
心とスピードで示されるものである。

何か問題が起きたら,いち早く保護者に知らせる,
スピード対応を心がけましょう!

今日は保護者対応の基本についてお話ししました。

また次回をお楽しみに!