自然愛護の授業が「動物ってかわいいね」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、ロイとシロが石を温めた日々とたまごを温めた日々をくらべて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『タンタンタンゴはパパふたり』(小学3年・道徳/自然愛護)
- あらすじ:ニューヨークの動物園に、いつもいっしょにいる男の子のペンギン、ロイとシロがいました。二羽はたまごににた石を、くる日もくる日も温めつづけます。しいく係のグラムジーさんが放っておかれたたまごを運ぶと、やがて赤ちゃんのタンゴが生まれました。
- ねらい:動物を大切に=かわいがること → 動物をよく見て命を守ること。動物のすばらしさや不思議さを感じると、命を大切にする心が育つ
- おすすめの発問:石を温めた日と、たまごを温めた日をくらべると?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
タンタンタンゴはパパふたりのあらすじ(どんなお話?)

ニューヨークの動物園に、いつもいっしょにいる男の子のペンギン、ロイとシロがいました。二羽はたまごににた石を、くる日もくる日も温めつづけます。しいく係のグラムジーさんが放っておかれたたまごを運ぶと、やがて赤ちゃんのタンゴが生まれました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、動物を大切にするのはかわいがること、という理解です。授業の後は、動物のすばらしさや不思議さを感じ取り、その動物をよく見て命を大切にしようと思えることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「かわいい」で終わりがちです。石を温めた日々とたまごを温めた日々をくらべると、動物の不思議さと命を大切にする心を、子どもがお話全体から考えはじめます。
4コマで見る「メダカのたまご」

生き物はかわいいだけでなく、命を育てる不思議な力をもっています。よく見て待つことが、命を大切にすることにつながります。お話のペンギンを、教室のメダカに置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に命を大切にする意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 3年『タンタンタンゴはパパふたり』【自然愛護】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 石の日とたまごの日をくらべて読む
- 動物をよく見ることが命を大切にすること
- くらべて、命の不思議さを問う
『タンタンタンゴはパパふたり』のよくある質問
Q. 『タンタンタンゴはパパふたり』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学3年の道徳の教材で、内容項目は「自然愛護」です。
Q. 『タンタンタンゴはパパふたり』のあらすじは?
A. ニューヨークの動物園に、いつもいっしょにいる男の子のペンギン、ロイとシロがいました。二羽はたまごににた石を、くる日もくる日も温めつづけます。しいく係のグラムジーさんが放っておかれたたまごを運ぶと、やがて赤ちゃんのタンゴが生まれました。
Q. 『タンタンタンゴはパパふたり』の授業のねらいは?
A. 動物を大切に=かわいがることという考えから、動物をよく見て命を守ることという考えへ深めることです。授業の前は、動物を大切にするのはかわいがること、という理解です。授業の後は、動物のすばらしさや不思議さを感じ取り、その動物をよく見て命を大切にしようと思えることがゴールです。
Q. 『タンタンタンゴはパパふたり』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「石を温めた日と、たまごを温めた日をくらべると?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「かわいい」で終わりがちです。石を温めた日々とたまごを温めた日々をくらべると、動物の不思議さと命を大切にする心を、子どもがお話全体から考えはじめます。
Q. 『タンタンタンゴはパパふたり』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に命を大切にする意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












