私は時々、宿題として「上ぐつを洗おう!」という宿題を出しています。
しかし、「洗いましょう」というだけでは子どもはできません。
学級通信でやりかたを説明してから、出すようにしています。
以下、「上ぐつを洗おう!」の学級通信の文を載せます。
そのままコピーして使って構いませんよ!
見出し: 上ぐつを洗おう!
本文:
毎週上ぐつを持って帰っています。家では,誰が洗っているでしょうか。お家の方でしょうか,子どもでしょうか。自分で上ぐつを洗うことも,よい課題となります。頑固な汚れは落ちにくいこと,意外なところにほころびができていること等,自分で洗うことで新しい発見もあります。
では,どのように洗うのがよいのでしょうか。
✩上ぐつは,「ゴシゴシ洗い」と「浸け置き洗い」の組み合わせで落とす!
全体的な汚れは洗剤で「浸け置き洗い」,しつこい汚れはブラシで「ゴシゴシ洗い」をします。
- 【洗い方】
- ①泥や砂などをブラシで軽く落とす。
- ②洗剤を溶かした浸け置き用の液を用意する。
- ③浸け置きをする。(60分)
- ④汚れが目立つ部分をブラシでこすって落とす。
- ⑤洗剤をよく洗い落とす。
- ⑥しっかり水気を切る。
- ⑦風通しのよい日陰に干す。
汚れた上ぐつをいきなり水で洗ってしまいがちですが,濡らす前に目に詰まったほこりや土をブラシで落としておくと,きれいに洗うことができます。
浸け置きする際は,洗面器やバケツに水を入れるというイメージがありますが,おすすめは「ビニール袋」。スーパーのビニール袋をバケツの中に広げ,その中に水(お湯)を入れるという方法です。汚れたバケツを洗う手間が省け,ビニール袋は捨てるだけです。
また,外に干すときは日陰に干すのがポイントです。上ぐつの素材はゴムを使用しているので,熱に弱いです。直射日光の当たる場所に干すと,ゴムが変形してしまう可能性があります。
今までしていた人も,していなかった人も,週末の宿題は上ぐつ洗いに挑戦してみてはどうでしょうか。きっと,上ぐつへの愛着も高まるはずです。
先行実践・参考文献
HP「くらしのマーケットマガジン」https://curama.jp/magazine/834/