「困難に負けない強さをもとう」で授業が終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「四本」ということばを手がかりに、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『四本の木』(小学5年・道徳/よりよく生きる喜び)
- あらすじ:高い木の一樹は、はげしい風で幹から折れてしまいます。それを見た三本の木は、強く、しなやかに、支え合ってと、それぞれ折れない生き方を見つけます。物語は最後に一樹にもどり、株から新しい枝が芽生えます。
- ねらい:強さ=折れないこと → 折れても また芽生える力がある。折れない工夫も、折れた後の芽生えも、よりよく生きる強さ
- おすすめの発問:題名はなぜ「三本の木」ではないのだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
四本の木のあらすじ(どんなお話?)

高い木の一樹は、はげしい風で幹から折れてしまいます。それを見た三本の木は、強く、しなやかに、支え合ってと、それぞれ折れない生き方を見つけます。物語は最後に一樹にもどり、株から新しい枝が芽生えます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「折れないことが強さ」という見方です。授業の後は、折れても再び芽生える命の力にも、生きる喜びがあると感じられることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、三本の木のくらべっこで終わりがちです。題名の「四本」に目を向けると、折れた一樹がいる意味を、子どもがお話全体から考えはじめます。
4コマで見る「終わりじゃない」

くじけた経験は、だれにでもあります。折れたところから、また芽が出ることもあります。お話の一樹を、リレーの失敗の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右によりよく生きる喜びをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 5年『四本の木』【よりよく生きる喜び】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 題名の「四本」がお話を読むカギ
- 折れても芽生える力に、生きる喜びがある
- 場面発問より、題名から全体を問う
『四本の木』のよくある質問
Q. 『四本の木』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学5年の道徳の教材で、内容項目は「よりよく生きる喜び」です。
Q. 『四本の木』のあらすじは?
A. 高い木の一樹は、はげしい風で幹から折れてしまいます。それを見た三本の木は、強く、しなやかに、支え合ってと、それぞれ折れない生き方を見つけます。物語は最後に一樹にもどり、株から新しい枝が芽生えます。
Q. 『四本の木』の授業のねらいは?
A. 強さ=折れないことという考えから、折れても また芽生える力があるという考えへ深めることです。授業の前は「折れないことが強さ」という見方です。授業の後は、折れても再び芽生える命の力にも、生きる喜びがあると感じられることがゴールです。
Q. 『四本の木』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「題名はなぜ「三本の木」ではないのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、三本の木のくらべっこで終わりがちです。題名の「四本」に目を向けると、折れた一樹がいる意味を、子どもがお話全体から考えはじめます。
Q. 『四本の木』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右によりよく生きる喜びをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












