命を守る仕事の話が「すごい人がいる」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、救われた女子学生とライトを照らした仲間に目を向けて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『命をかけて命を守る ー山岳警備隊ー』(小学5年・道徳/生命の尊さ)
- あらすじ:山岳警備隊の横山さんは、夜の絶壁を下り、大けがをした女子学生を背負って登ります。気力を失いかけたとき、妻の出産を思い出し、女子学生をはげましました。女子学生の声と仲間のライトにささえられ、ついに登り切ります。
- ねらい:命を守る=強い人が救う → 命はつながりささえ合っている。救う人も救われる人も、たがいの命をささえ合っている
- おすすめの発問:女子学生の「ありがとう」は、何をささえた?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
命をかけて命を守る ー山岳警備隊ーのあらすじ(どんなお話?)

山岳警備隊の横山さんは、夜の絶壁を下り、大けがをした女子学生を背負って登ります。気力を失いかけたとき、妻の出産を思い出し、女子学生をはげましました。女子学生の声と仲間のライトにささえられ、ついに登り切ります。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「命を守るのは強い人の仕事」という見方です。授業の後は、命は多くの命のつながりの中にあり、救う側と救われる側もささえ合っていると気づくのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、横山さんのすごさで止まりがちです。女子学生のことばや仲間のライトに目を向けると、命がたがいにささえ合っていることを、子どもが考えはじめます。
4コマで見る「ありがとうの力」

助ける人だけががんばっているように見えても、助けられる人の声が力になることがあります。ささえ合いは一方通行ではありません。お話の命のつながりを、教室の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に生命の尊さをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 5年『命をかけて命を守る ー山岳警備隊ー』【生命の尊さ】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 救われた女子学生と仲間にも目を向ける
- 命は、つながりの中でささえ合っている
- 場面発問より、人物から全体を問う
『命をかけて命を守る ー山岳警備隊ー』のよくある質問
Q. 『命をかけて命を守る ー山岳警備隊ー』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学5年の道徳の教材で、内容項目は「生命の尊さ」です。
Q. 『命をかけて命を守る ー山岳警備隊ー』のあらすじは?
A. 山岳警備隊の横山さんは、夜の絶壁を下り、大けがをした女子学生を背負って登ります。気力を失いかけたとき、妻の出産を思い出し、女子学生をはげましました。女子学生の声と仲間のライトにささえられ、ついに登り切ります。
Q. 『命をかけて命を守る ー山岳警備隊ー』の授業のねらいは?
A. 命を守る=強い人が救うという考えから、命はつながりささえ合っているという考えへ深めることです。授業の前は「命を守るのは強い人の仕事」という見方です。授業の後は、命は多くの命のつながりの中にあり、救う側と救われる側もささえ合っていると気づくのがゴールです。
Q. 『命をかけて命を守る ー山岳警備隊ー』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「女子学生の「ありがとう」は、何をささえた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、横山さんのすごさで止まりがちです。女子学生のことばや仲間のライトに目を向けると、命がたがいにささえ合っていることを、子どもが考えはじめます。
Q. 『命をかけて命を守る ー山岳警備隊ー』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に生命の尊さをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












