2年

2年「ハンナのなみだ」【国際理解】の指導案はこうする!

国際理解、国際親善
red and white canoe on lake near green trees under white clouds during daytime

こんにちは。
今日は『2年「ハンナのなみだ」【国際理解】の指導案はこうする!』
このテーマで教材解説をします。

国際理解、国際親善。
すでに言葉を聞いただけで拒否反応がでる
難しそうな項目ですね。

今日は結論を先に言いましょう。

国、文化が違っても、幸せを求める心は同じ

この結論をいつも頭に置いて授業をすれば
ぶれることはありません。

人が幸せに感じるときは、
次のものがあげられるでしょう。
・長生きをしたい
・おいしいものを食べたい
・友達をつくりたい
・楽しく遊びたい
・人の役に立ちたい
等々。

これらは、人として本能として持っている欲求です。
この人としての幸せを求める心が同じであるにも関わらず、
国籍や文化、人種、慣習などで自分とは違う部分を見つけ、
差別意識が生まれることで、
本質的な部分が見えなくなってしまうのです。

現代はグローバルな時代にとっくの昔になりました。
もはや差別意識をもっている人は時代遅れと言えます。
しかし、根幹部分の確認の意味で差別意識をもつことはよくないと
道徳で扱っておくことは大切です。

くりかえしますが、
国、文化が違っても、幸せを求める心は同じ
これだけを押えておきましょう。

では、解説です!

1 教材について
2 内容項目と教材
3 導入
4 発問
5 まとめ

順番に解説します。

1 教材について

C 主として集団や社会との関わりに関すること
「国際理解、国際親善」
1・2年の目標・・・・他国の人々や文化に親しむこと

2年生「ハンナのなみだ」(日本文教出版)

あらすじ
フィンランドから、ハンナが2週間だけ転校してきた。
かみの毛は金色で、目は青色、肌は真っ白。
ハンナは、これまで聞いたことのない言葉であいさつをしてきた。
よし子は、家が近いので一緒に学校に行ったり、遊んだりすることになった。
でも、日本語がわからないハンナにどうやって伝えたらいいかわからず、お母さんに相談しました。
すると、「身振りや手振りを使ったり、日本語でいいからたくさん話しかけるといいよ。きっとわかってくれる。」と言ってくれました。
よし子は、次の日から気持ちをどんどん伝えるようにしました。するとハンナも、身振りや手振りで気持ちを伝えてくれるようになりました。

2週間後、お別れのあいさつをハンナがしていると、よし子と目が合い、ハンナの目から大粒の涙がこぼれてきたのが見えました。
person walking near body of water

2 内容項目と教材

繰り返します。
結論は、国、文化が違っても、幸せを求める心は同じです。

この結論をいつも頭に置いて授業をすれば
ぶれることはありません。

幸せを感じる瞬間というのは人それぞれですが、
大体次のことに集約されます。

・長生きをしたい
・おいしいものを食べたい
・友達をつくりたい
・楽しく遊びたい
・人の役に立ちたい etc..

これらは、人として本能として持っている欲求です。
この人としての幸せを求める心が同じであるにも関わらず、
国籍や文化、人種、慣習などで自分とは違う部分を見つけ、
差別意識が生まれることで、
本質的な部分が見えなくなってしまうのです。

現代はグローバルな時代にとっくの昔になりました。
もはや差別意識をもっている人は時代遅れと言えます。
しかし、根幹部分の確認の意味で差別意識をもつことはよくないと
道徳で扱っておくことは大切です。

よし子とハンナは最終的には友達になったと言えるでしょう。
わずか2週間でしたが、共に時間を過ごしたので、友達になるのは当然と言えます。
国境を越えても、「友達になりたい」という気持ちは
変わらないことが、このことからわかります。

ここで気になるのは、2人がいつから友達になったのか、ということです。
ぜひ、発問で聞いてみたいですね。

初めて一緒に帰ったときから友達?
一緒に寝たから友達?
よし子がハンナのことで悩んだら友達?
どのタイミングで友達になったのか、
子どもによって考えが分かれるところでしょうし、
多様な考えを出したいところです。

大切なのは、友達になるタイミングを考えることを通して、
「国籍に関係なく友達になりたい気持ちは誰しももっている」
ということに気付くことです。

また、この教材ではよし子の気持ちが主体で書かれていますが、
ハンナはどう思っていたのでしょうか?
よし子と友達になりたかったのでしょうか?

クラスの他の子の気持ちも考えてみたいですね。
①ハンナに対する思い
②よし子とハンナの関係に対する思い
それぞれどのように思っていたのか、考えてみたいです。

ハンナ、そしてクラスの友達の視点で考えることで、
多面的・多角的な見方ができるので、
気付くことも増えてきそうです。

photo of brown painted house

3 導入

T:教師 C:子ども

T:日本以外にどんな国を知っていますか。
C:アメリカ!
C:中国! …etc

T:今日は、国が違っても同じものを考えていきましょう。

4 発問

・よし子とハンナはいつから友達になったのだろう。
・ハンナはよし子と友達になりたかったのだろうか。
・クラスのみんなは、よし子とハンナがなかよくなることをどう思っているだろうか。
・ハンナはまた日本に来たいと思っているだろうか。
・よし子はなぜ、ハンナの涙に気づいたのだろうか。
・一緒に帰ったり遊んたりしたら、誰でも友達なのだろうか?
・もし次に、中国人のリーくんがよし子のクラスに転校してきたら、同じように仲良くなれただろうか。
・もし注ぎ、アメリカ人のジョンくんがよし子のクラスに転校してきたら、同じように仲良くなれただろうか。
・日本以外の人と仲良くなっても「友達」と言えるのだろうか。

5 まとめ

最初に伝えた結論
国、文化が違っても、幸せを求める心は同じ

これを子ども向けにかみ砕いて、
今回の教材に即してまとめましょう。

・どの国でも、友達になりたい気持ちは同じ。
・国や言葉が違っても友達になれる。

このことが、子どもの発した言葉で表現できると
いい授業ですね!

あくまでも目標が「親しむ」なので、
あまり深入りをしすぎないように気をつけましょう!

はい、ということで今日は
『2年「ハンナのなみだ」【国際理解】の指導案はこうする!』
このテーマでお送りしました!

また明日もお楽しみに。

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例 : はしの上のおおかみ

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