4年

4年「早起きは三文の徳」【節度、節制】の指導案はこうする!

節度、節制
brown and white goat during daytime

こんにちは。
今日は『4年「早起きは三文の徳」【節度、節制】の指導案はこうする!』
このテーマで教材解説をします。

「節度、節制」は何度も記事であつかっていますね!
いつも読んでいる道徳マスターの方は、
もうすでに、得意と呼べる範囲に入っている
内容項目の1つでしょう!

「道徳が得意です!」は
言ったもの勝ちです。
全てを知って、本当にマスターした状態は訪れません。
わたしも、道徳の全てを知っているわけではありません。
決して謙遜しているわけではなく、
わからないこと、知らないことはまだまだありますし、
授業展開を悩むことも多いです。

目の前の教材や子どもの発言について、じっくり考える。
それを積み重ねていくことが、
道徳マスターへの道です!

では、解説です!

1 教材について
2 内容項目と教材
3 導入
4 発問
5 まとめ

順番に解説します。

1 教材について

A 主として自分自身に関すること
「節度、節制」
3・4年の目標・・・・
自分でできることは自分でやり、安全に気を付け、よく考えて行動し、節度のある生活をすること。

4年生「早起きは三文の徳」(光文書院)

あらすじ
さくらは、買ってもらったゲームがやめられなくて夜の11まで起きていて朝寝坊をした。
お母さんに大きな声で起こされ、慌ただしく学校に行った。

さくらは、5月の連休にキャンプに参加した。規則正しい生活で3日間、いつもより元気に過ごせた。

キャンプから帰ってゲームをしようとすると、眠くなっていた。
あんなに楽しみにしていたゲームなのに。
さくらは9時にねた。
次の日は6時30分に目が覚めて起きた。
それから数日、規則正しい生活ができ、学校でもほめられたり、成果が出たりした。

お母さんに「早起きは三文の徳ね。」と言われた。
さくらは、キャンプの生活を振り返りながら、「三文の徳ってこういうことなのか。」と思った。
white ceramic mug on green ceramic saucer

2 内容項目と教材

『節度、節制』についてお話しします。
この2つは、似て非なる言葉です。
簡単に言うと、節度はルール、節制はルールを守ろうとする心です。
「節度ある行動」という表現は、「世間一般の常識から外れない行動」ということです。

教材ごとに、節度(ルール)について考えるのか、
節制(ルールを守ろうとする心)について考えるのか、
重きはどちらにあるのかを見極める必要があります。

といっても、大半は節制にスポットが当たった教材です。

今回の「やめられない」も、節制にスポットを当てて考えましょう。

そして、「節度、節制」では『ちゃんとする』という言葉を軸にして授業を組み立てることをおすすめします。

『ちゃんとする』と、どんないいことがあるのか。
なぜ『ちゃんとする』ことが必要なのか。
『ちゃんと』しないと、どんなことが起こるのか。

こういった視点で教材を見ると、多くのことに気付きそうですね。

 

さくらは、新しく買ってもらったゲームに夢中になり、
朝起きることができませんでした。

夢中になること自体は悪いことではないのですが、
夢中になりすぎて、生活に影響が出ています。

次の日の朝は、バタバタと準備をして慌ただしく朝ごはんを食べて
学校に行っています。

それがキャンプで生活リズムが変わったことで、
体調などに変化が起こります。

さくらは、キャンプでなにを得たのでしょうか。

それを子どもたちと考えたいですね。

また、さくらは悪い子でしょうか?
確かにゲームに熱中して遅くまで起きているので、
きまりを守らない悪い子、とも言えるでしょう。

しかし、キャンプで生活リズムが変わったことで、
たくさんの気付きを得ています。

その部分を考えることが、授業の核になりそうですね。

 

ポイントは「ちゃんとする」です。

さくらは、どんなことをちゃんとしたのでしょうか。
さくらは、きまりやマナーを守る心が強いでしょうか? 弱いでしょうか?
さくらは、どんな徳(得)をしているのでしょうか?

ここに、節制の大切な心がありそうですね!

しかし、さくらがキャンプで得たことを無理に言葉にしたり、
さくらが「いい子」か「悪い子」か結論づけるのがねらいではありません。

「ちゃんとする」と、どんないいことがあるのか。
これを考えることに意味があります。

まとめは、「ちゃんとする」と安心で安全
このことを子どもの言葉で表現できるようにしましょう!

high rise buildings during golden hour

3 導入

T:教師 C:子ども

T:「ちゃんとする」ってどういうことですか?
C:宿題を毎日する。
C:ろうかを歩く。

T:「ちゃんとする」とどんないいことがあるの?
C:自分が困らない。
C:怒られない。

T:困らないのは自分だけなのかな?
C:うーん。

T:では今日は「ちゃんとする」とどんないいことがあるのか、考えていきましょう。

4 発問

・さくらは悪い子だろうか?
・さくらは、朝はどんな様子だったのだろうか。
・さくらは何を一番気をつければよかったのだろうか。

・さくらはキャンプに行ったことを後悔していないのか。
・キャンプに行かないほうが、ゲームができて楽しかったのではないか。
・さくらがごまかせるものと、ごまかせないものはそれぞれなんだろう。

・さくらは、これからもゲームをするだろうか。
・さくらは、キャンプで何を得ただろうか。
・さくらは、どんな徳(得)をしているだろうか。

trees covered with fog

5 まとめ

まとめは、「ちゃんとする」と安心で安全
このことを子どもの言葉で表現できるようにしましょう!

はい、ということで今日は
『4年「早起きは三文の徳」【節度、節制】の指導案はこうする!』
このテーマでお送りしました!

また明日もお楽しみに。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

このブログでは、道徳の教材解説をしています。 ほとんどの教材を解説しているので、 日々の授業や研究授業のときに使ってください。

トップページの検索で「教材名」を入れるだけで、その記事にジャンプできます。

例 : はしの上のおおかみ

「この記事の解説がない!」という場合は、お知らせください。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□