4年

4年「祭り日」【友情、信頼】の指導案はこうする!

友情、信頼

こんにちは。
今日は『4年「祭り日」【友情、信頼】の指導案はこうする!』
このテーマで教材解説をします。

友情、信頼

道徳のど真ん中の内容項目ですね。
いざ授業をしようとすると、
「友達と仲良くするのがいいこと」
「信頼しあうことは大切」など
月並みなまとめしかたどりつかないことが多いですよね。

でもそんなこと、
子どもたちは知っています。
知っていることを45分かけて確認するなんて、
なんとつまならないことか・・・・

せっかくなので、今日の記事を読んで、
グッと深まる道徳をしましょう!

では、解説です!

順番に解説します。

もくじ
  1. 1 教材について
  2. 2 内容項目と教材
  3. 3 導入
  4. 4 発問
  5. 5 まとめ

1 教材について

B 主として人との関わりに関すること
「友情、信頼」
3・4年の目標・・・・
友達と互いに理解し、信頼し、助け合うこと。

4年生「祭り日」(光文書院)

「祭り日」あらすじ

音楽発表会に向けて、「祭り日」という曲の楽譜が配られました。
わたしたちは演奏するのをとても楽しみにしていました。

15ページにも渡る曲ですが、
わたしたちは先生にいろいろと指導されても、
全くやる気がなくなりませんでした。

どうしたらいい演奏になるのか。
音を重なり合うように気を付けたらどうか。
自分達で話し合いもしました。

音が重なり合うだけでなく、
先生が言う「楽器にはがんばりどころがあります。」
がよくわかる気がしました。

全体練習は何日も続きましたが、
練習をする度に音が重なり合うように思えました。

2 内容項目と教材

合奏を通じて、みんなの心が1つになっていくという教材です。

合奏は、1人1人が頑張って自分の演奏をしなければなりません。
そして、その次の段階として、みんなで合わせたときには、
周りの音を聞かなければなりません。
仕上げの段階では、自分の楽器の見せ場も意識する必要があります。

時期によって頑張る部分がちがうので、
道徳の教材にはよく使われます。

この教材は秋に扱う先生が多いと思います。
音楽を発表する秋の行事に向けて練習している学校もあるでしょうから、
登場人物に共感することも多いでしょう。

この教材の特徴として、個人にスポットが当たっていません。
常に、クラス全体の雰囲気を描いたまま教材が進みます。

そして、先生の言うことを信じて、
友達同士も信じて、話し合いを自主的にしていて、
いい雰囲気なのが伝わってきますね。

わたしは道徳の専門ですが、音楽の専門ではありません。
ですが、これだけははっきり言えます。

音で、信じている気持ちは伝わります。

しかも、「重なりを意識しよう」と話し合いをした後の練習です。
周りの音を聞いたら、互いに信じている音が聞こえるのですから、
自分も全体のためにいい演奏をしようと思うのは、まちがいないでしょう。

「心を1つにする」という言葉が出てきています。
心が1つになった状態とは、どんな状態でしょうか。
子どもと一緒に考えてみたいですね。

わたしは次のように考えます。

自分は、自分のやるべきことをやった。
そして、仲間も同じようにやるべきことをやった。
自分は練習などを積み重ねてきたから自信がある。
そして仲間とはこれまでの積み上げてきた信頼があるから、
仲間も信じることができる。
絶対裏切らない仲間と力を合わせて、大きな目標に向かっていく。

子どもは、「心を1つにする」の定義をどのように考えるでしょうか。
ぜひ、聞いてみてください。

また、この教材は「伝統と文化の尊重」の視点も入っています。
「祭り日」を演奏することが楽しみだったのは、
これまでの先輩達が立派な演奏をしてきたからでしょう。

自分が4年生になって、いよいよ演奏する番になったとき、
「やっと演奏できる」という喜びとプレッシャーが同時にやってきたのです。

その心は、まさしく「伝統と文化の尊重」です。
「よりよい学校生活」の視点もあります。

この部分に気付いて、子どもが発表してきたら、ぜひ取り上げたいですね!

3 導入

「友情、信頼」の内容項目は、光文書院では重点項目になっています。
今回の「祭り日」は4時間中の3時目。

導入ではこれまでの学習を想起するとよいでしょう。
道徳のこれまでの学習が積み上がっていくからです。

もしくは、次のような導入をします。

 心を(    )

この中には、どんな言葉が入るでしょうか?
と聞きます。

☆心を合わせる
☆心を通わせる
☆心をそろえる

など子どもが言ってきたら、
「それってどういうこと?」と聞きます。

子どもの発言の上に、さらに問いを作りましょう。

4 発問

・なぜ、みんな「祭り日」を演奏するのが楽しみなのだろう。
・なぜみんな、やる気をなくさないのだろう。
・1人1人が一生懸命がんばるだけでは、いい演奏にはならないのだろうか。

・いい演奏になったきっかけはなんだろう。
・音楽発表会は成功しただろうか。
・「いい演奏」とはなんだろう。

・「重なり合う」のは、音だけだろうか。
・練習で疲れなかったのは、なぜだろう。
・先生が求める「祭り日」の演奏は、どんな演奏だろうか。

・お互いの心を合わせなくても、うまい演奏ができればそれでいいのではないか。
・「心を1つにする」とはどういうことだろう。

5 まとめ

3時目ともなると、学級独自のまとめになってきますので、
ここではあくまでも例として示します。

必ずこのまとめにならないといけないわけではありません。

☆大勢でも心を1つに合わせることはできる。
☆自分のことも、相手のことも考えると、心が1つになる。
☆信頼は、いろんな形に変わる。

まとめの参考にしてください!

はい、ということで今日は
『4年「祭り日」【友情、信頼】の指導案はこうする!』
このテーマでお送りしました!