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5年

『百の診療所よりも一本の用水路を――中村 哲』指導案・板書・発問|5年道徳【国際理解、国際親善】ともに働いた現地の人々から

百の診療所よりも一本の用水路を――中村 哲 s1

国際理解の授業が「すごい日本人がいた」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、中村さんとともに井戸や用水路を作った現地の人々という、見落とされがちな人物から、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。

この記事のポイント(30秒で)

  • 教材:『百の診療所よりも一本の用水路を――中村 哲』(小学5年・道徳/国際理解、国際親善)
  • あらすじ:医師の中村さんは、パキスタンやアフガニスタンで病気の人を治療していました。大干ばつで飲み水も食糧も足りなくなり、現地の人々と井戸をほり、用水路を作ります。昔からの工法で作った用水路で、砂漠は緑の大地に変わりました。
  • ねらい:国際親善=困った国を助けること → 相手の暮らしを理解しともに歩むこと。よいと思うことをおしつけず、相手が何を求めているかを大切にする
  • おすすめの発問:現地の人々にとって、中村さんはどんな人だった?
  • 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割

書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)

百の診療所よりも一本の用水路を――中村 哲のあらすじ(どんなお話?)

百の診療所よりも一本の用水路を――中村 哲のあらすじ図解

医師の中村さんは、パキスタンやアフガニスタンで病気の人を治療していました。大干ばつで飲み水も食糧も足りなくなり、現地の人々と井戸をほり、用水路を作ります。昔からの工法で作った用水路で、砂漠は緑の大地に変わりました。

ねらい(この授業のゴール)

授業の前と後

授業の前は「国際親善は困った国を助けること」という考えです。授業の後は、相手の暮らしや考えを理解してともに歩むことが、他国の人とつながることだと気づくことがゴールです。

発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

やりがちな発問と、おすすめの問い

場面ごとに聞くと、中村さんの苦労やすごさの確認で終わりがちです。ともに働いた現地の人々の側から問うと、「してあげる」ではなく「ともに歩む」関わり方に、子どもが気づきはじめます。

4コマで見る「お世話係」

4コマまんが「お世話係」

よかれと思って「してあげる」ことが、相手の思いとずれることもあります。相手が何を求めているかに目を向けると、ともに過ごせます。中村さんの姿勢を、転校生との場面に置きかえました。

板書計画は3つのエリア

板書計画のイメージ(全体はnoteで)

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際理解、国際親善をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。

授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ

noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。

▶ 5年『百の診療所よりも一本の用水路を――中村 哲』【国際理解、国際親善】の指導案と発問はこうする!

教材の見方の部分は無料で読めます。

まとめ

  • ともに働いた現地の人々の側から問う
  • 「してあげる」より「ともに歩む」
  • 相手が何を求めているかを大切にする

『百の診療所よりも一本の用水路を――中村 哲』のよくある質問

Q. 『百の診療所よりも一本の用水路を――中村 哲』は何年生・どの内容項目の教材ですか?

A. 小学5年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際親善」です。

Q. 『百の診療所よりも一本の用水路を――中村 哲』のあらすじは?

A. 医師の中村さんは、パキスタンやアフガニスタンで病気の人を治療していました。大干ばつで飲み水も食糧も足りなくなり、現地の人々と井戸をほり、用水路を作ります。昔からの工法で作った用水路で、砂漠は緑の大地に変わりました。

Q. 『百の診療所よりも一本の用水路を――中村 哲』の授業のねらいは?

A. 国際親善=困った国を助けることという考えから、相手の暮らしを理解しともに歩むことという考えへ深めることです。授業の前は「国際親善は困った国を助けること」という考えです。授業の後は、相手の暮らしや考えを理解してともに歩むことが、他国の人とつながることだと気づくことがゴールです。

Q. 『百の診療所よりも一本の用水路を――中村 哲』の発問はどうすればいいですか?

A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「現地の人々にとって、中村さんはどんな人だった?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、中村さんの苦労やすごさの確認で終わりがちです。ともに働いた現地の人々の側から問うと、「してあげる」ではなく「ともに歩む」関わり方に、子どもが気づきはじめます。

Q. 『百の診療所よりも一本の用水路を――中村 哲』の板書計画は?

A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際理解、国際親善をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。

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