仕事術

令和はアナログ思考が生き残る

令和 アナログ 紙 ペン

こんにちは。Kishです。

今日は,

「令和はアナログ思考が生き残る。」

このテーマでお話しします。


①パソコンの前では何も生まれない

②「偉大な発明は紙とペンから生まれた」

③文房具選びは仕事の出来に関わる

この流れでお話しします。



①パソコンの前では何も生まれない

例えば文書を作る時,次のようなことをしていませんか。

「過去のファイルはないかなあ。」

「使えそうな過去の文書はなさそうだ。」

「仕方ない。1から作るか。」

「まずはネットで参考になるものを探して,と。」

「あれ,いいのがないなあ。」

「うーん,いい参考資料がないなあ。」

「困った。」

「・・・・・。」

こんな状態になったこと,ありませんか。

このような状態になる人は,原因はたった1つです。

仕事のアウトラインを作っていない。

仕事のアウトラインとは,枠組みのことです。

どんな段階を踏むのか。

どんな資料を作るのか。

どんな文書ができたらゴールなのか。

それを考えずに,いきなり作業をするのは,

暗闇の中を走っているようなものです。

障害物があったら,当然ぶつかってしまいます。

奇跡的にゴールにたどり着くことはあるでしょうが,

稀であると言えます。

では,仕事のアウトラインを作るためにはどうすればいいのか。

答えは1つ。

紙とペンで考えることです。

いきなりパソコンの前に向かっても,いいアイディアは出ません。

ネットで検索しようとして,気になるニュースをクリックして,集中力がダウンするのが関の山です。

それは,目的が定まらずに走り出していることと同じです。

ゴールを決めずに走り出していたら,分かれ道で迷うのは当然です。



②「偉大な発明は紙とペンから生まれた」

この言葉をご存知ですか。

どんなに素晴らしいコンピューターの機械も,

宇宙まで跳べるロケットも,

高い建物も,

全ての始まりは「紙とペン」です。

今ほど技術が進化していない時代は,

紙とペンで考えるしか方法がありませんでした。

しかし,その時代から,現代につながる素晴らしい技術や発明の数々が生まれたのです。

では,その先人のまねをしましょう。

物事を考える時には,紙とペンを使って考える。

これだけです。

紙とペンで考えることは何でしょうか。

それはアウトラインです。

どんな手順を踏むのか。

注意する点は何か。

などなど,気付いたことをフリースタイルで書くことができます。

ダメなら捨ててリセットし,新しい紙に書くのです。

紙とペンを使って,ある程度形になったら,やっとパソコンでの作業に移ります。

ある程度のアウトラインができていれば,パソコンでの作業で迷うことはなくなるでしょう。

迷ったら紙に書いたメモを見ればいいのです。

デジタルは作業,アナログは創造

です。

あなたは,パソコンの前で考えていませんか。

今日からそれをやめて,今すぐ紙とペンでアイディアを書きましょう。



③文房具選びは仕事の出来に関わる

紙とペンで考えることは,慣れてくると苦ではなくなります。

しかし,やはり創造することは大変です。

なかなか紙とペンを握りたくないかもしれません。

そこでオススメしたいのは,

「気に行った文房具を使う」

ことです。

好きな色のペン

アーティストやキャラの描いたペン

握りやすいペン

目を引くメモ

イラストがかわいいメモ

などなど,お気に入りの文房具を見つけましょう。

すると,なんとなく気分が上がり,紙とペンをもつ機会を増やしたくなってきます。

「子どもじゃないんだから,文房具でテンションはあがらないでしょ。」

確かにそうでしょう。

子どものように文房具に目をキラキラさせている大人は少数派です。

でも,普段の忙しい生活の中で,

身近に使う文房具を自分の気に入ったものにしていると,

少しだけ気持ちが高揚します。

「その少しだけ」が大切なのです。

ちょっと嬉しい,

プチハッピー

が仕事中に常にあるだけで,

なんだかずっと幸福感を抱えたまま仕事ができている,

そんな気持ちになるのです。

「メモなんて裏紙でいいでしょ。わざわざ買うなんてもったいない。」

そんなことを言われる方もいるでしょう。

しかし,私はあえて,

「自分のお気に入りのものを用意しましょう。」

と声を大にして言います。

なぜか。

アナログは創造です。

裏紙は,何かが表に印刷されている紙を再利用したものです。

その裏にメモをして創造しようとすると,すでに何か書かれているものの裏に書くので,

集中力が奪われます。

また,裏紙はたいてい会社で余った紙を無料で使うことが多いでしょうから,

遠慮なく書いて捨てられます。

一見いいことのように思いますが,

それだけ使うものに愛着を持っていないと言うことです。

「メモに愛着はいらないでしょ。」

ペンや筆箱,デスク周りの小物はこだわるのに,メモにはなぜこだわらないんですか?

その「使いやすい」「気に入っている」基準で,メモも選んでみませんか。

きっと,お気に入りのメモを見つけると,仕事が楽しくなりますよ。

ちなみに私は,毎年行く京都の太秦映画村で,戦国武将のメモ帳を買っています。

戦国武将の家紋の入ったメモは,なんだか活力がみなぎってくるんですよね。

中途半端なことはできない,そんな気持ちにさせてくれます。



ということで,今日は

「令和はアナログ思考が生き残る。」

というテーマでお話ししました。

①パソコンの前では何も生まれない

②「偉大な発明は紙とペンから生まれた」

③文房具選びは仕事の出来に関わる

いかがでしたか?

すぐにパソコンには向かわず,まずは紙とペンを取り出して,何かを書いてみてください。

続けていくうちに,仕事が楽になっていくことでしょう。

お気に入りの文房具が見つかるといいですね。

では,また次の記事をお楽しみに!