こんにちは。
今日は『【生徒指導】ほめる・叱るは、逆効果!?』
このテーマでお話します。
まだ5月。
ギリギリ始まったばかりとも言えます。
子どもたちと最初にするべきことは、「個との関係構築」です。
雑談・個別指導などで自然とできていきますが、意識して先生から話しかけることで、個との関係構築は加速度的にできていきます。
もう1度言います。
「個との関係構築」を大切にしましょう。
なぜか。
個のと関係構築ができていなければ、ほめても叱っても、効果が上がらないからです。
それだけではなく、関係ができていなければ、逆効果にもなってしまいます。
例えば、先生と子どもの関係ができていて、ほめる場合
「次からも頑張ろう!」
「がんばってよかった!」
と自己肯定感を高めます。
しかし、
先生と子どもの関係ができていなくて、ほめる場合
「もっとほめてほしいことはあるのに。」
「調子のいいときしか先生はほめてくれないな。」
と、せっかくほめているのに、反発を招いてしまいます。
また、先生と子どもの関係ができていて、叱る場合
心に響きます。行動や意識の変化が起こります。
「(信頼している)先生が言うんだ。本当にその通りだ。」と考えます。
しかし、先生と子どもの関係ができていなくて、叱る場合
これはもう最悪ですよね。
「何だよ。」
「おれのこと全く分かってないくせに。」とあら探しをする先生とレッテルを貼られかねません。
これでは、せっかくいい指導をしても、関係が壊れていくだけです。
ほめ方、叱り方は他のレポートでも解説をしていますが、
目の前の子どもや状況に応じて、正解は異なります。
万能なほめ方・叱り方はありません。
しかし、ほめ方・叱り方の効果を上げる方法はあります。
それが、今回紹介した
「個との関係構築」
です。まずは子どもとの対話を増やして、子どもと信頼関係を構築しましょう。
集団との関係構築ではないですよ。個との関係構築です。