生徒指導

生徒指導の基本のキ

こんにちは。Kishです。
今日は小学校の先生向けに
「生徒指導の基本のキ」というテーマで
お話しします。

今回の内容はタイトル通り
基本的なことをお伝えします。
若い先生に特に知っておいてほしい内容です。

今日の目次です。
・積極的と消極的
・1対1の関係を築く
・レッツ チェック

では本題にいきましょう。

積極的と消極的

生徒指導には2種類あります。
それは積極的生徒指導消極的生徒指導です。
それぞれ説明すると、
積極的生徒指導とは
学級経営、教科指導、特別活動、行事などがこれにあたります。
「普段の学校生活」と言ってもいいかもしれません。

消極的生徒指導とは、
問題行動の指導、対処的な指導などのことを指します。
「バンソウコウ的生徒指導」と
やや批判を込めた言い方をすることもあります。

「生徒指導」と聞くと、
「消極的生徒指導」のことを思い浮かべる人が大半ですが、
実はそれは生徒指導の片面しか見ていないのです。
積極的に生徒指導を行うことで、
消極的生徒指導が減っていくことも、
基本的な考え方です。
これを、「問題行動の未然防止」とも言います。

1対1の関係を築く

これが、今回一番伝えたかったことです。
生徒指導の基本は、「1対1の関係を築く」
ここから始まります。
集団は、先生と子ども一人の関係が人数分あるだけ。
1対1の関係ができていなければ、
集団にいくらいい話をしても、
心に届かないのです。
したがって、個人との関係を
まず構築する必要があります。
しかも新しい学級を担任したら、
早めに関係の構築に努めましょう。

集団づくりも大切ですが、
同時進行で個人の関係を築くことが大切です。

レッツ チェック

ではここで、今のあなたの学級の
生徒指導レベルをチェックしましょう。

次の質問にチェックをしてください。

□毎日、全員と話していますか。
□全員と1対1になっても、10分話せますか。
□子どもに指導が入りますか。(言うことを聞かせることとは違います。)
□子どもの特長をいつでも3つ言えますか。

1つでもチェックがついた方は、
生徒指導レベルは充分合格点だと言えます。
4つ全てついた方は、
きっと素晴らしい学級経営をされている方でしょう。

もっとチェックを増やしたい!という方は
1つ目の「毎日、全員と話す」ことを
やってみましょう。
関係の構築は対話から始まります。

ということで、
今日は「生徒指導の基本のキ」
というテーマでお話ししました。

また次回をお楽しみに!