4年

4年「あいさつができた」【礼儀】の指導案はこうする!

礼儀
red, purple, and orange bouquet of flowers

こんにちは。
今日は『4年「あいさつができた」【礼儀】の指導案はこうする!』
このテーマで教材解説をします。

今日の話題は礼儀。

学年の初めの方の教材なので、道徳だけでなく生徒指導・学級経営にも派生する内容となるでしょう。
礼儀、特にあいさつについて、今日は考えていきましょう!

では、解説です!

1 教材について
2 内容項目と教材
3 導入
4 発問
5 まとめ

順番に解説します。

1 教材について

B 主として人との関わりに関すること
「礼儀」
3・4年の目標・・・・礼儀の大切さを知り、誰に対しても真心を持って接すること。

4年生「あいさつができた」(日本文教出版)

あらすじ
ひろみは4月に転校してきた。
通学路でいつもおばあさんが歩道をそうじしている。
この前、おばあさんと目が合って「おはよう。行ってらっしゃい。」と言われました。
びっくりして(あいさつしよう。)と思いましたが、なぜかできませんでした。
(ちゃんとあいさつすればよかったな。)と思いました。

明日から連休という朝、ひろみはいつものように学校に向かっていました。
おばあさんが見えて(今朝はあいさつしよう。)と思いました。

ひろみとおばあさんの目が合ったとき、おばあさんは「おはよう。行ってらっしゃい。」と言ったので、「おはようございます。行ってきます。」と言いました。
ひろみは、なんだか心がうきうきしてきました。
red bauble on green christmas tree covered with snow

2 内容項目と教材

あいさつは、なんのためにするのでしょうか?

学校ではよく、「あいさつをしましょう」と指導をしますよね。
では、「あいさつはどうしてしないといけないの?」と子どもに聞かれたら、なんと答えますか?

人によって答えはまちまちでしょう。
あいさつの重要性は、これまでの経験によって様々な角度からインプットされるからです。

・運動部に所属していて、必ずあいさつを先輩や監督にするように言われていたので、呼吸をするように当たり前に大きな声であいさつをする。「当たり前だからする。」
・昔、あいさつをしなくて友達と気まずい関係になってしまったことがある。だから、「関係を悪くしないために、必要だからする。」
・家族の間なら昔から「おはよう」「いってきます」などのあいさつはしなかった。だからあいさつはそれほど重要だとは思っていない。だけど、「大人としてしなければならないから、しょうがなくする。」

どうでしょう。
あいさつ一つだけ見ても、これまでの経験が大きくものを言いますよね。

つまり「あいさつはどうしてしないといけないの?」と聞かれたときの、明確な答えはない、ということです。

先生の経験から、「大切だ」と思うことを言えば、それが説得力のある言葉になるし、熱のある話になるのです。

 

では、これを踏まえて教材を考えます。

ひろみは「あいさつができる子」だと思いますか?

と聞かれると、子どもによって考えが分かれますよね。

これだけでも面白い議論にはなりそうですが、より議論の幅を広げるために、また気付きを増やすために、あえて選択肢を増やして考えの幅を広げる手立てを打ちましょう。

ひろみは最初はあいさつをしませんでした。
2日目にあいさつをしました。

では、

①小さな声で、おばあさんに聞こえないぐらいのあいさつ。
②大きな声で、おばあさんがびっくりするぐらいのあいさつ。

この2択で考えみると、さらに考えの幅が広がります。

当然、①は外れるでしょうが、なぜ外れるのでしょうか?
また、『①は絶対違うから②だろう』と思うでしょうが、①という選択肢があることが大切です。

常に、比較対象があることで、思考の足がかりができるので、考えが進みやすくなるからです。

子どもに聞いてみたいですね。

思考が進むと「本当のあいさつ」ってなに?という疑問が出てきます。
子どもと議論することを大切にしてほしいので、ポイントは5のまとめに書くだけにします。

ぜひ、子どもたちと「あいさつ」について考えましょう。
「あいさつ」は不思議なもので、大人も子どもも関係ありません。

いいあいさつの定義を、実は子どもは知っていて、実践しているかもしれません。
元気なあいさつは、大人はあまりしなくなりますが、それが正解かどうかもわかりません。
意外と、あいさつという観点では、子どもはシビアに大人を見ています。

もう1つ、考えたいポイントはあいさつをしなかった「ひろみ」の心がモヤモヤしているところです。

「ひろみ」は、おばあさんの存在に気づかなければ、そして、意識をしなければ、おばあさんにあいさつをされて返せなくても気にならなかったでしょう。
おばあさんがあいさつをすることで、おばあさんとの「つながり」ができたのです。

これも、あいさつに大切なポイントです。
あいさつは、人と人をつなぐクサリのようなものなのです。

3 導入

T:教師 C:子ども

T:「こんにちは」ってどんな時に言いますか?
C:人に会った時。

T:では、道を歩いていてクラスの友達に会ったら「こんにちは」と言いますか?
C:うーん、言わないかもしれない。
C:「やあ!」とか「おーい」で済むかも。

T:では、道で校長先生に会ったら「こんにちは」と言いますか?
C:言う!
C:「こんにちは」は必ず言うと思います。

T:人によってあいさつをする時としない時があるんですね。その違いってなんだろう?
C:うーん・・・

T:今日は、あいさつはどんな時に変わるのか、考えていきましょう。

Greetings from Califia graffiti wall

4 発問

・ひろみは、あいさつができる子だろうか?
・ひろみにとっておばあさんは知らない人だから、あいさつをしなくてもいいのではないか。
・なぜ、知らない人にあいさつをしただけで、心がうきうきするのだろうか。

・知っている人と知らない人にあいさつをしたら、どちらがうきうきするだろうか。
・もしひろみからあいさつをして、おばあさんが返してくれなかったら、ひろみのあいさつはムダなのだろうか。

5 まとめ

あいさつは、時と状況と相手によって変わります。

相手の様子や状況を考えて、その場に応じた適切なあいさつができることが、よしされています。
あくまで一般的にはです。

しかしその「適切」はどんなことなのか、はっきりとは答えがありません。
時と場合と相手の状況をかけ合わせると、無数にシチュエーションが存在するからです。

しかし、大切なことは「相手を大切に思うこと」

これに尽きます。

相手を大切に思う心が、あいさつの言葉にこもるし、「おはようございます」と決められた言葉だけでなく、その場に応じた言葉が出てくるのです。

はい、ということで今日は
『4年「あいさつができた」【礼儀】の指導案はこうする!』
このテーマでお送りしました!

また明日もお楽しみに。

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例 : はしの上のおおかみ

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