感動の授業が「自然はきれいだね」の感想で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、色のないせかいに色がもどっていくお話の前と後をくらべて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ころきちのバイオリン』(小学2年・道徳/感動,畏敬の念)
- あらすじ:じしんとつなみで家もバイオリンもなくしたころきちには、森が色のないせかいに思えます。春の芽やたんぽぽ、夏のせみの声にふれて心が動きます。秋、おかあさんが作ったバイオリンで「もみじ」をひきはじめます。
- ねらい:自然=きれいなもの → 美しい命にふれると心がすがすがしくなる。力強く生きる命にふれたとき、人の心は大きく動く
- おすすめの発問:色のないせかいはどうして色をとりもどした?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ころきちのバイオリンのあらすじ(どんなお話?)

じしんとつなみで家もバイオリンもなくしたころきちには、森が色のないせかいに思えます。春の芽やたんぽぽ、夏のせみの声にふれて心が動きます。秋、おかあさんが作ったバイオリンで「もみじ」をひきはじめます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「自然はきれい」という感想です。授業の後は、美しいものや力強い命にふれたときの心の動きに気づき、すがすがしい心のよさを感じられることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「かなしい」「うれしい」の行き来で終わりがちです。前と後の世界の色をくらべると、命にふれて変わった心を子どもが考えはじめます。じしんの場面には配慮が必要です。
4コマで見る「あさがお」

かなしいときは、何を見てもつまらなく感じます。小さな命の力強さにふれると、心に色がもどることがあります。お話の前と後の変化を、教室のあさがおに置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に感動の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 2年『ころきちのバイオリン』【感動,畏敬の念】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「色のないせかい」の前と後をくらべる
- 命の力強さにふれると、心がすがすがしくなる
- 感想より、心が変わったわけを問う
『ころきちのバイオリン』のよくある質問
Q. 『ころきちのバイオリン』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学2年の道徳の教材で、内容項目は「感動,畏敬の念」です。
Q. 『ころきちのバイオリン』のあらすじは?
A. じしんとつなみで家もバイオリンもなくしたころきちには、森が色のないせかいに思えます。春の芽やたんぽぽ、夏のせみの声にふれて心が動きます。秋、おかあさんが作ったバイオリンで「もみじ」をひきはじめます。
Q. 『ころきちのバイオリン』の授業のねらいは?
A. 自然=きれいなものという考えから、美しい命にふれると心がすがすがしくなるという考えへ深めることです。授業の前は「自然はきれい」という感想です。授業の後は、美しいものや力強い命にふれたときの心の動きに気づき、すがすがしい心のよさを感じられることがゴールです。
Q. 『ころきちのバイオリン』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「色のないせかいはどうして色をとりもどした?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「かなしい」「うれしい」の行き来で終わりがちです。前と後の世界の色をくらべると、命にふれて変わった心を子どもが考えはじめます。じしんの場面には配慮が必要です。
Q. 『ころきちのバイオリン』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に感動の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












