友情、信頼の授業が「注意し合える友だちは大切」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、学級経営につなげる見方で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『めざせ、百八十回!』(小学6年・道徳/友情、信頼)
- あらすじ:長なわ八の字とびで「一分間で百八十回」をめざすクラス。リーダーの愛菜は、ちこくした俊一に強い口調で注意してしまいます。俊一はえがおで受け止めてあやまり、愛菜も俊一から学び、記録は百七十六回まで伸びます。
- ねらい:友情=仲がいいこと → 友情は互いに学び合い高め合うこと。相手の言葉の裏にある思いを信じ、互いの良さを取り入れ合う
- おすすめの発問:愛菜と俊一は、おたがいの何を取り入れた?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
めざせ、百八十回!のあらすじ(どんなお話?)

長なわ八の字とびで「一分間で百八十回」をめざすクラス。リーダーの愛菜は、ちこくした俊一に強い口調で注意してしまいます。俊一はえがおで受け止めてあやまり、愛菜も俊一から学び、記録は百七十六回まで伸びます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、友情を「仲がいいこと」と考えがちです。授業の後は、相手の言葉の裏にある思いを信じ、互いの良さを取り入れ合って高め合うことが友情だと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、俊一のえらさの確認で終わりがちです。二人がおたがいから何を学んだかを問うと、自分たちの学級でも良さを取り入れ合えることに、子どもが気づきはじめます。
4コマで見る「大なわ大会」

目標が近づくほど、言葉はきつくなりがちです。おたがいの良さを取り入れると、注意も声かけも力に変わります。お話の長なわを、大なわ大会の練習に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に友情をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『めざせ、百八十回!』【友情、信頼】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 学級の目標につなげて友情を考える
- 互いの良さを取り入れて高め合う
- 「注意し合える」で終わらせない
『めざせ、百八十回!』のよくある質問
Q. 『めざせ、百八十回!』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「友情、信頼」です。
Q. 『めざせ、百八十回!』のあらすじは?
A. 長なわ八の字とびで「一分間で百八十回」をめざすクラス。リーダーの愛菜は、ちこくした俊一に強い口調で注意してしまいます。俊一はえがおで受け止めてあやまり、愛菜も俊一から学び、記録は百七十六回まで伸びます。
Q. 『めざせ、百八十回!』の授業のねらいは?
A. 友情=仲がいいことという考えから、友情は互いに学び合い高め合うことという考えへ深めることです。授業の前は、友情を「仲がいいこと」と考えがちです。授業の後は、相手の言葉の裏にある思いを信じ、互いの良さを取り入れ合って高め合うことが友情だと気づくことがゴールです。
Q. 『めざせ、百八十回!』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「愛菜と俊一は、おたがいの何を取り入れた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、俊一のえらさの確認で終わりがちです。二人がおたがいから何を学んだかを問うと、自分たちの学級でも良さを取り入れ合えることに、子どもが気づきはじめます。
Q. 『めざせ、百八十回!』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に友情をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












