2年

2年「おにいちゃんの電話」【礼儀】の指導案はこうする!

礼儀

こんにちは。
今日は『2年「おにいちゃんの電話」【礼儀】の指導案はこうする!』
このテーマで教材解説をします。

今日は道徳の「礼儀」です。
低学年の教材を取り上げます。
日本には、「道」とつくものが多くあります。

柔道、剣道、華道、茶道、合気道など。

これらは、型を重んじています。
型から入り、型に心を込める。
心や本質を知ってから始めるのではないのです。

礼儀も同じです。
心を込めても、動作に表れないと相手には伝わりません。
まずは型(動作)から入り、心がその後で込められていくのです。

ここを押えた上で、授業をしてくださいね。

では、解説です!

1 教材について
2 内容項目と教材
3 導入
4 発問
5 まとめ

順番に解説します。

1 教材について

B 主として人との関わりに関すること
「礼儀」
1・2年の目標・・・・気持ちのよい挨拶、言葉遣い、動作などに心掛けて、明るく接すること。

2年生「おにいちゃんの電話」(日本文教出版)

あらすじ

おにいちゃんが友達の家に電話をかけました。

「もしもし、こんにちは、4年生のすぎ本たけしです。山本さんのおたくですか、ともきくん おねがいします。」

電話を聞いていたお母さんはにこにこ。
「わたしもおにいちゃんみたいに電話できるもん。」とさおりさんが言いました。

「あ、ともくん。あそべるかな。うん。じゃあ公園でね。」

さっきとはずいぶんちがう話し方ですが、お母さんはまたにこにこ。
「おにいちゃん、上手に電話をかけることができるようになったわね。」と言いました。

さおりさんは、どうして上手なのか、とても不思議でした。

2 内容項目と教材

子どもたちにとって、実は全く身近な教材ではないかもしれません。

最近は、固定電話を置かない家が増えてきたので、
この教材のように、家の人に友達を呼び出してもらうという経験は、したことがない子が多いかもしれません。

しかし、まだ過半数は固定電話の家なので、「固定電話があること」を前提に進めましょう。

このような経験したことのある子からは、経験をもとにした考えが出るため、意見のちがいが出てきやすいでしょう。

実体験をもとに考えることが大切ですが、とは言っても低学年は想像することに限界があります。

そのために有効な手段が「動作化」です。

実際に、子どもが「おにいちゃん」の立場になって、
教師がクラスの子や「ともきくんの家の人」と「ともだちのともきくん」となって動作化をします。

どんな言い方のちがいがあるのか、考えてみたいですね。

もしくは、動作化の際にセリフを全て「友達に向けた言い方」で固定して、家の人にもともきくんにも言ってみるという方法もアリです。
「みんなに友達のように話したら、感じ方はどうちがうんだろう。」という前提で考えることができるからです。

また、その逆もアリですね。
友達にも「大人の人に言うような丁寧な言葉づかい」でセリフを固定してみると、感じ方のちがいに気が付きやすいでしょう。

この内容項目の結論を言います。

礼儀は、時、場所、相手、自分と相手の気持ち、状況によって異なります。

だから、電話の向こうの相手によって言うことが違って当然なのです。

そして、状況に合わせた話し方は、相手を気遣うこととも同じです。

・友達と楽しく会話をする。
・大人の人には失礼のないような丁寧なことばづかいをする。

これらは全て、相手のことを気遣っている発言です。

礼儀とは、相手を気遣う心の表れなのです。

3 導入

T:教師 C:子ども

T:友達と遊ぶ約束をするとき、なんと言いますか?
C:遊ぼう!
C:○時に公園に集合ね!

T:じゃあそれを、友達の家の人に伝えてもらうには、なんと言いますか?
C:「○時に公園に集合」と伝えてください。
C:遊べるか聞いてください。

T:どうして相手によって言い方が変わるの?
C::うーん。

T:今日は、相手によって言い方を変える「礼儀」について考えていきましょう。

4 発問

・ともきくんの家の人に、「ともきくんのおかあさん? ともきくんいる?」と聞いたら、どうしてだめなのだろう。
・ともくきんにも「遊べますか。では公園に集合しましょう。」と言ったら、おかしいのだろうか。
・お母さんはなぜにこにこしているのだろう。

・さおりは、おにいちゃんのどんな電話の言い方ができるのだろう。
・電話をするときに大切なことはなんだろう。
・電話でもメールでも、顔の見えないやりとりで気をつけることはなんだろう。

・おにいちゃんは最初からこんなに上手に電話ができたのだろうか。
・ともきくんの家の人は、おにいちゃんの電話についてどう思っているだろう。
・この話で、「いい気持ち」なのはだれだろう。また、それはなぜだろう。

5 まとめ

礼儀は、時、場所、相手、自分と相手の気持ち、状況によって異なる。
だから、その場で判断して行動することが大切。

この内容はちょっと難しいので、このエキスを含んだ言葉を使って、子どもの言葉でまとめられるといいですね。

はい、ということで今日は
『2年「おにいちゃんの電話」【礼儀】の指導案はこうする!』
このテーマでお送りしました!

また明日もお楽しみに。

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例 : はしの上のおおかみ

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