雑感

休校中の教師の心構え

こんにちは。kishです。
今日は「休校中の教師の心構え」
このテーマでお話しします。

2月28日、新型肺炎による休校要請で、
激動の1日を送った方がほとんどだったのではないでしょうか。
月曜から、子どもたちは登校しません。
急に春休みがきたような感覚ですが、
我々教師は勤務です。
いったい、この休みはどのような心構えで過ごせばいいのでしょうか。
お伝えします。

ポイントは4つ!
①任せる
②対外的な仕事は日時を決める
③座る仕事はスケジュールを決める
④昼食はコストカット! 

 

では早速本題です。

①任せる

 

28日の金曜日、
家庭での過ごし方、注意点などを
子どもたちにできる限りのことは伝えました。
伝えきれなかった、と思う必要はありません。
そもそもあと20日あるはずだったものが、
急に1日で終わらせることになったのですから、
無理もありません。
やれるだけのことはやったのです。
ここからは、家庭に任せる
割り切って考えましょう。
校門を出たら、学校の範疇は少なくなります。
家庭での問題、地域の問題を
対応するに越したことはないですが、
必要以上に心配して、
余計な仕事を増やすことは得策ではありません。
任せましょう。
そして、この時しかできないことをやりましょう。

 

②対外的な仕事は日時を決める

 

学校によっては、教育委員会や校長先生の指示で、
家庭訪問や電話連絡、見回りを指示されることでしょう。
「分かりました」と言って、すぐに鍵を握りしめて出発、
は効率が悪いです。
①で言ったとおり、それらは義務ではなく、
念のためやっておこう、レベルの話です。
それに時間の大半を割くのはもったいないです。
時間を決めましょう。
例えば電話なら

午前10時~11時の1時間。出席番号1~10番。
早く終わっても、11番以降には絶対しない。次の日にする。

家庭訪問なら、
午後1時~、5件回る。

電話は毎日する必要はないでしょう。
数日に1回、もしくは2週間に1回でも常識的な範囲です。
家庭訪問は、この期間中、1回行けば充分でしょう。

「そんなものは無駄」という声がありますが、
家庭訪問や電話連絡はするに越したことはありません。
問題に早めに気付ける場合もあるからです。
この対外的な仕事は、学校によって判断が分かれるでしょう。
大切なことは、計画を立てて、時間を決めて行うということです。
長期休みは、職員もダラダラと仕事をしてしまいがちです。
時間を決めて、メリハリをつけて仕事をしましょう。

 

③座る仕事はスケジュールを決める

 

これも、②と同じです。
春休みや夏休みと違って、拘束される時間も長くなるでしょう。
ということは、職員室に座って仕事をする時間も長くなるということです。
教師は、毎日時間割に沿って動いています。
ある意味では、受動的なタイムマネジメントをしています。
しかし、休校中は自らタイムマネジメントをしないといけません。
同僚と話していたら、あっという間に夕方になってしまった。
今日の仕事で私は何をしたのだろう。
なんてことになりかねません。
人間の集中力は、
15分、60分、90分が節目であると言われています。
1単位時間45分は15分の3倍ですね。
オススメの方法は、時間割の時程で仕事を組むことです。
15分ずつで仕事を組み、
それに沿って1日動きます。
朝15分かけて予定を立てます。
立てるときのポイントは、詰め込みすぎないことです。
15分刻みでぎっちり仕事を入れると、
急な仕事の依頼に対応しにくくなります。
午前中4~5つ、午後3~4つほどの
15分タスクを入れれば充分です。
15分で終わらなくても、次の仕事にいき、
余白の時間でまた戻って終わらなかった仕事に手を付ければいいのです。

 

④昼食はコストカット!

 

月曜から給食はありません。
自分で昼食を用意する必要があります。
「せっかくの機会なので同僚と食事に行こう!」
という選択肢もいいのですが
不要不急の外出は控えましょうと言ってる手前、
昼を外に食べに行くのは、やはり目が気になりますよね。
約3週間の外食はコストもかかります。
私はコストカットするために、お弁当を持って行っています。
といっても、超簡単です。

①ご飯を炊いてタッパーに詰める。
②レトルトをチンしてご飯にかける。

以上です。
レトルトも、カレーだけではなく中華丼、牛丼、ハヤシライス等々、
様々なバリエーションがあります。
100円ショップやスーパーでまとめ買いしておくといいですよ!

この休校をポジティブに捉え、
先生のエネルギーがためられる期間になるといいですね。
では、今回はここまで。
また次回をお楽しみに!