3年

3年「同じ小学校でも」【国際理解】の指導案はこうする!

国際理解、国際親善

こんにちは。
今日は『3年「同じ小学校でも」【国際理解】の指導案はこうする!』
このテーマで教材解説をします。

今日の話題は国際理解です。
昔に比べて、外国の情報を
気軽に知ることができる時代になりました。

国境がなくなってきていると
言えるかもしれません。

では、海外のことを知るために
大切な心とはなんでしょうか。

いっしょに考えていきましょう!

では、解説です!

順番に解説します。

もくじ
  1. 1 教材について
  2. 2 内容項目と教材
  3. 3 導入
  4. 4 発問
  5. 5 まとめ

1 教材について

C 主として集団や社会との関わりに関すること
「国際理解、国際親善」
3・4年の目標・・・・
他国の人々や文化に親しみ、関心をもつこと。

3年生「同じ小学校でも」(日本文教出版)

「同じ小学校でも」あらすじ

レンは、毎年7月にハワイから帰ってくる。
7月だけ日本の小学校に通い、
日本のことも知ってほしいという両親の希望からだ。

ぼくはハワイの小学校について教えてもらった。
・給食当番・掃除当番がなく、
ランチルームで準備をする人、掃除をする人がいること。
・休み時間は先生のいるところでしか遊べず、
自由には遊べないこと。
・机の上に水筒を置いて授業中に水が飲めること。
・帰る時間はみんな同じ2時で、
家の人が車で迎えに来ること。

他にもクラスの友達からハワイのことを聞き、
ぼくはハワイと日本のちがいやつながりを、
もっと知りたくなった。

2 内容項目と教材

・3・4年生の目標は、
「親しみ、関心をもつ」ことなので、
まさしく「ぼく」と「レン」の姿です。

・「ぼく」はレンの話を興味深く聞き、日本と比較している。
・「レン」は日本のことをよく知っていて、
ハワイとの違いを明確に認識している。

・この2人の会話は何気ない感じで書かれていますが、
実はハイレベルな会話です。

・特に「レン」にスポットを当てるといいですね。

・違いを知るには、自分の国の文化だけを知っていては
井の中の蛙状態になり、自分の国だけの文化なのか
知るよしもありません。

・レンは毎年のように日本に帰ってくるので、
特に、ハワイと日本の小学校の違いを認識しているのでしょう。

・レンのように違いをていねいに教えてくれると
興味がもてます。

・レンの話し方は自慢ではなく、
ハワイも日本も、どちらの文化も
尊重している話し方です。

・こんな中立の立場で話してくれる人が近くにいたら
関心をもてますよね。

・しかし、なかなかレンのような子が
毎年やってくる学校は少ないでしょう。

・そこで、レンを次のものに換えてみてはどうでしょうか。
☆レン=本
☆レン=テレビ
☆レン=偶然会った外国の人
☆レン=ネット

・そう考えると、外国の文化に触れる機会は
子どもでも意外と多く身の回りにあるし、
それらから得られる情報に対しての
「接し方」がポイントになります。

・ここで、「ぼく」に注目します。

・知らなかったことを知れる好奇心がありますね。
この好奇心は、どんな媒体に対してももってほしいものです。

・本で見た海外の風景、
テレビで見た外国の文化、
ネットで偶然見かけたアメリカの世界遺産。

・興味がなければ、情報は受け流されてしまい、
特に印象に残りません。

・得に現代は、情報がありふれているので、
外国の情報を得やすくなった反面、
情報過多で知りすぎてしまっている子もいるでしょう。

・そんなときに大切な視点が、
「自分との関わり」です。

・教材では「小学校」の視点で比較しています。
それが「食べ物」「ゲーム」「お金」「ファッション」
など自分の興味のあることならなんでもいいのです。

・大人はどうしても、
「外国の子どもの暮らし」
「外国の国旗」
「外国の世界遺産」
「外国の輸出入」など
一般的に知っておいた方がいいことを理想として
子どもにそれらの情報を得ることを求めますが、
子どもはもっと純粋です。

・知りたくないことは知りたくないのです。

・「興味をもちましょう」と言っても主体的ではありません。
まずは、外国についての知識をつける。
それから、自分の興味のあることについて
詳しく知ればよいのです。

・知識を得て、興味のあることを探す段階が、
目標にある「親しみ、関心をもつ」なのです。

・授業ではハワイと日本の違いを考えるのは
ほどほどにしておきましょう。
やるすぎると、
それは社会や総合的な学習の時間になるからです。

・それよりも、
「ぼく」や「レン」の互いの国に対する思い、
ハワイの人の日本に対する思い、
日本の人のハワイに対する思いを考えてみるのがよいでしょう。

・道徳は行為ではなく、行為を生む心を考える教科です。

3 導入

・「世界にはたくさんの国があります。
どんな国を知っていますか?」
☆・・・たくさん出るでしょうね!

・(いくつか国を絞って、)
「では、日本とどんな違いがありますか?」と聞く。
☆むずかしいでしょうが、出てきた答えを尊重したいですね。

・そして、「ちがうことっていいことなの?悪いことなの?」と
あえて答えの出ない発問をします。

・「うーん」となったところで、教材に入ります。

4 発問

・レンは日本とハワイ、どちらが好きなのだろうか。
・「ぼく」は、ハワイの小学校に行きたいと思っているだろうか。
・日本とハワイの小学校で同じことはなんだろう。

・日本の小学生とハワイの小学生、幸せなのはどちらだろう。
・ハワイの小学校のいいところと、日本の小学校のいいところを合わせたら、
楽しい小学校ができるかな?

・ハワイに日本のものがたくさんあるなら、レンは帰ってこなくても
ハワイで日本を味わえるのではないだろうか。
・タイトル「同じ小学校でも」のあとにはどんな言葉が続くだろう。

5 まとめ

・共通するのは、
☆日本とちがう文化がある。
☆どんな文化も日本と同じくらい大切。
ということです。

・日本の文化に慣れている分、
外国の文化は異質という認識から
排除してしまうことがあります。

・そのような意識にならないために、
 ☆日本とちがう文化がある。
 ☆どんな文化も日本と同じくらい大切。
というまとめにしましょう。

・これらが子どもの言葉で表現できるといいですね!

はい、ということで今日は
『3年「同じ小学校でも」【国際理解】の指導案はこうする!』
このテーマでお送りしました!