友情・信頼の授業が「みんな仲よく」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、けんかしないチームと意見をぶつけ合うチームをくらべる切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ONE TEAM −ラグビー日本代表−』(小学4年・道徳/友情、信頼)
- あらすじ:2019年のラグビーワールドカップ。生まれた国も考え方もちがう日本代表は、「ONE TEAM」を合い言葉に対話を重ね、意見をぶつけ合い、言葉を学び合いました。コーチの信頼の言葉を受け、強いアイルランドに勝ちました。
- ねらい:仲よし=けんかしないこと → 信頼はわかろうとし続けて生まれる。意見をぶつけ合い、理解しようとし続けるから、仲間を信じられる
- おすすめの発問:けんかしないチームと、ぶつけ合うチーム、何がちがう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ONE TEAM −ラグビー日本代表−のあらすじ(どんなお話?)

2019年のラグビーワールドカップ。生まれた国も考え方もちがう日本代表は、「ONE TEAM」を合い言葉に対話を重ね、意見をぶつけ合い、言葉を学び合いました。コーチの信頼の言葉を受け、強いアイルランドに勝ちました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「けんかしないのが仲のよいチーム」という考えです。授業の後は、たがいをわかろうとし続けることから信頼が生まれると気づけることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、勝ったうれしさの感想で終わりがちです。けんかしないチームとくらべると、意見をぶつけ合ってわかろうとすることが信頼につながると、子どもが考えはじめます。
4コマで見る「まかせるね」

「だれかがやってくれる」は、どの学級にもある気持ちです。ぶつかる意見が出ると、話し合いが本気になります。日本代表の対話を、学級会の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に信頼をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 4年『ONE TEAM −ラグビー日本代表−』【友情、信頼】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- けんかしないチームとくらべてみる
- 信頼は、わかろうとし続けて生まれる
- 感想で終わらせず、仕組みを問う
『ONE TEAM −ラグビー日本代表−』のよくある質問
Q. 『ONE TEAM −ラグビー日本代表−』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学4年の道徳の教材で、内容項目は「友情、信頼」です。
Q. 『ONE TEAM −ラグビー日本代表−』のあらすじは?
A. 2019年のラグビーワールドカップ。生まれた国も考え方もちがう日本代表は、「ONE TEAM」を合い言葉に対話を重ね、意見をぶつけ合い、言葉を学び合いました。コーチの信頼の言葉を受け、強いアイルランドに勝ちました。
Q. 『ONE TEAM −ラグビー日本代表−』の授業のねらいは?
A. 仲よし=けんかしないことという考えから、信頼はわかろうとし続けて生まれるという考えへ深めることです。授業の前は「けんかしないのが仲のよいチーム」という考えです。授業の後は、たがいをわかろうとし続けることから信頼が生まれると気づけることがゴールです。
Q. 『ONE TEAM −ラグビー日本代表−』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「けんかしないチームと、ぶつけ合うチーム、何がちがう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、勝ったうれしさの感想で終わりがちです。けんかしないチームとくらべると、意見をぶつけ合ってわかろうとすることが信頼につながると、子どもが考えはじめます。
Q. 『ONE TEAM −ラグビー日本代表−』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に信頼をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












