スキルアップ

【授業スキル】人は、見通しをもつと安心する!

見通しをもつと安心

こんにちは。
今日は、『【授業スキル】人は、見通しをもつと安心する!』
このテーマでお話しします。

「見通しをもつ」
「見通しをもたせる」
よく聞く言葉ですね。
では、『見通し』って何でしょうか?

辞書で調べると、「遠くの方まで見えること」とあります。
これは、実際に見える遠いもののことも言いますが、
授業スキルとしても、『見通し』はあります。

『見通し』をもつことで、
子どもは安心して活動できるし、
正しくエネルギーを使えます。
正しい努力をするためには、
『見通し』が不可欠なのです。

でも、どうやって見通しをもたせたらいいのでしょうか?
今日はショートバージョンとして、
2つ、見通しをもたせる方法をお伝えします!

目次です。

1 授業の見通しのもたせ方

授業では、次の方法が有効です。
ホワイトボードに活動を書いて、黒板の横に常に掲示しておく。

ミニホワイトボードに、
図のように「時間目の予定」「1」~「4」と
書いておきます。
私は、プリントアウトしたものをラミネートして、両面テープで貼って、
強度を高めていました。

使い方は、授業の始めにマーカーで書くだけです。

【例】算数の場合
1時間目の予定

1 問題の解き方を考える
2 話し合い
3 練習問題を解く

これだけです。

・・・・・・いや、これだけで何がいいの?

人は、見通しをもてると、安心して活動をします。
「これから何をするんだろう。」
「何問、問題を解くんだろう。」
「次は何をすればいいんだろ。」

子どもは、いつもこのような思考を頭で巡らせています。
算数であれば、大体の流れができあがっているので
毎時間、子どもたちは混乱することはないかもしれませんが、
いつもと活動が違ったり、
特別な活動をしたりする場合は、
子どもは不安を抱えます。

授業者の頭にあるだけの流れを、
ホワイトボードに書いて可視化するだけで、
子どもは次に何をするかが明確になり、
安心して活動するのです。

余裕があれば、
今は何の活動をしているかを示すために、
数字の横にカラーマグネットを置いて、
『今は2番の活動をしているよ』と
示すことができるといいですね。

見通しのホワイトボード

ホワイトボードの準備がすぐにできない場合は、
黒板のすみに書くだけでもOKです。
これだけで、子どもの心持ちは全然違います。

また、特別な支援を必要とする子にとっても、
活動の見通しがもてるので、
落ち着いて活動することができるのです。

支援を要する子のサポートをする先生も
一緒に教室に入ることがあるでしょうが、
その先生にとっても、
次は何をするのかが明確で、
その子に「2番まで頑張ろうね。」と
声をかけやすくなります。

細かすぎる配慮だと思うでしょうが、
授業の前1分でできる、
大きな効果を生む手立てです。

ホワイトボードに活動を書いて、
見通しをもたせてみましょう!

 

2 話の見通しのもたせ方

以前、私はこのようなツイートをしました。

【教師の話すスキルアップ3ヶ条】
①すぐにしゃべりださず、枠組みを作る。
②『3つ話します。』と先に話題の数を言う。
③すると3つ目を忘れたり、思い付かなかったりするので、
「3つ目、いつも頑張っていますね!」と誉めて終わる。

これが全てです。
補足をすると、
2つあります。
3つあります。
と、自分の言った数も話や指示を用意していなくても,
数を言い切ることで、
聞く側の子どもは、
見通しをもてるので集中力が高まるのです。

1つしか話がない場合、無理に増やす必要はありませんが、
2つや3つ話や指示をする場合は、
数を先に言って話し始めると、
子どもの集中力が変わるので、
指示の通り具合が違います。

そして、私は大抵、
3つ目や4つ目の最後にもってきた話を忘れるので、
「3つ目、みんなのことが大好きです。」と愛情を伝えたり、
「3つ目、いつも頑張っていますね!」と褒めたりして、
子どもがいい気分で話を聞き終われるようにします。

シンプルに、ごまかしているのですが、
このごまかしは、何度言われても悪い気はしないものです。

見通しをもたせられて
話を集中して聞ける上に、
褒められたら、
「先生の話を次も真剣に聞こう!」と
次からも集中して聞くようになります。

数を言って話し始める。
今日からできるので、ぜひやってみてくださいね!

 

はい、ということで、今日は
『【授業スキル】人は、見通しをもつと安心する!』
というテーマでお話ししました!