仕事術

その1分、何のため?

こんにちは。Kishです。

今日は「その1分、何のため?」というテーマで

オススメの本について解説をします。



今日の流れは、

①1日は1440分

②1分でできること

③やめる勇気

となります。

では、本題に入りましょう。



今回紹介する本はこれ。ドドン。

「1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣」
パンローリング株式会社

ケビン・クルーズさんという人の本です。



①1日は1440分

タイトルの意味は、ぱっと見ではよく分かりません。

内容を読んでみると、

1時間は60分、1日は24時間だから、

60×24=1440分

となります。

だからなんだ、と言いたくなりますか。

ここが大切なのです。

1440分という時間は、我々に平等に与えられた

「時間という財産」

なのです。

自分も、総理大臣も、赤ちゃんも、どこかの国の王様も、子どもも。

この1440分という資産を有効に使う秘訣を、15個も紹介しています。

そして、この15個は、288名もの成功者を取材して明らかになったものであり、

信用できると言えます。

そしてもちろん、読んで納得できることばかりなのです。

名著です。

ぜひ読んでみてください。

その中でも特に私が印象に残ったことを紹介します。



②1分でできること

1440分は、24時間ですが24時間も起きている人はほとんどいません。

8時間睡眠を取ると仮定したら、起きている時間は

1440-(60×8)=960分

となります。

起きて活動している時間は960分なのです。

これを多いと捉えるか、少ないと捉えるかは個人差がありますが、

私は少ないと感じています。

しかしそれをあえて、「1分」に区切りで考えるのです。

仕事術の本では15分単位とか30分、45分、90分などの区切りで1つの仕事をすることを書かれています。

それを否定はしませんが、もっと細かい単位で考えると、

効率的にできることがあるのではないでしょうか。

15分で積み木を積み上げることは大切ですが、

1分でいい積み木を3段確実に積み重ねることも、同じくらい大切だとは思いませんか。

1分でできることは意外とたくさんあります。

・机の上のものを3つ片付ける

・深く深呼吸をする

・かばんの中を整理する

・財布の中のレシートを捨てる

・本を2ページ読む

・ストレッチをする

・離れて自分の机を眺める

・手帳を開いて1つ予定を書くor消す

・これからやることを整理

等々

1分という時間は意外と長く、

意識するととても有効に使えるのです。



③やめる勇気

1分でできることを始めたとき、大切なことがあります。

それは、「やめる勇気」をもつことです。

1分経ったらやめる。

ダラダラと続けず次のことをする。

そうすることで、やめる力がつき、

様々な仕事に応用できるようになるのです。

また、やめる力は、切り替える力とも言えます。

例えば、1分でできることを別々に3つ並べたとしましょう。

時間がきたら次のこと、また時間がきたら次のこと、と切り替えていくうちに、

やめる力だけでなく、切り替える力が身に付き、これも様々な仕事に応用できるようになります。

ちなみに、やめた後は「再開する」力も必要になります。

これは、別な記事で紹介していますので、ぜひそちらを読んでくださいね。

以上、今日は「その1分、何のため?」というテーマでお話ししました。
①1日は1440分

②1分でできること

③やめる勇気

この3点でお話をしました。

1分を有効に使って、あなたの仕事が充実したものになるよう、

願っています!

では、また!