こんにちは。
今日は『【朝の話ネタ】「仕事」について』
このテーマでお話します。
教室で子どもたちは、係や一人一役で仕事を頑張っていることでしょう。
ときには、その努力が認められない時もあります。
例えば、
・教室を飾りつけして楽しい雰囲気にしようと思ったら、「ナニコレ、変なの!」と言われた。
頑張っている子どもの努力を無駄にはしたくないし、みんなのために働くという気持ちを大切にしたいですよね。
私はそんなとき、大村はま先生の言葉を子どもたちに伝えます。
あるとき,新聞に梅の花についての記事が載りました。
梅の花は他の木から花粉をもらわないと,花は咲いても実を結ばないと書いてありました。やがて梅の季節になりました。
私の住んでいたところの門の左右に白梅と紅梅の木があったのですが,ひょっと見ましたら,白い梅がたった一輪,咲いていました。
何とも言えない,いい香りで,私は「たった一輪,友達もいないのに咲いているんだな。」と思いました。
この花は,他から花粉をもらえなくて実を結ばないのだろうなと思いました。
人の仕事もそういうことがあるかもしれません。一生懸命やった仕事がたとえ実を結ばなくとも,咲く美しさだけ,仕事をしたことが値打ち、というものもあると言えるのではないでしょうか。
仕事とは,美しいものです。
自分のしたことが形になったり喜んでもらえたりするとうれしいですし,次への活動のエネルギーにつながります。
しかし,見返りがなくても,誰かが自分のやったことで助かっていると思うことも時には必要なのです。
人のために仕事をすることは素晴らしい。でも、人のために仕事をしようと思う心は、もっと素晴らしい。
だから、そんな心をもっている人を、先生は応援します。
このように伝え、仕事に対する意識を高めます。
書きながら思いましたが、新型コロナウイルス感染症対策が実施されている現在、私たち教師の仕事に対しても、つながる話ですね。
準備したことや考え得たことが無駄になるかもしれない。
でも助かっている子どもや保護者、同僚は必ずいます。
今こそ、「仕事が咲く美しさ」を意識して、勤務したいですね。
はい、ということで今日は
『【朝の話ネタ】「仕事」について』
このテーマでお話しました!