スキルアップ

【実は時短】全員参加型!新出漢字学習法

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white-and-black kanji lanterns「新しい漢字を教える時間って、正直もったいない。」

国語の時間に、新しい単元に入ったら新出漢字を学習します。
やり方は様々ですが、この時間って正直もったいないですよね。

もっと効率的に漢字を学習できる方法はないか・・・。
と探していたところ、身近な同僚の先輩がやっていた方法がとてもよかったので、紹介します。

わたしは10年間、今日紹介する方法を使っています。
時短になる、全員活躍できる、さらに、子どもたちの漢字の点数がアップまでしました。

↓完成後の黒板はこんな感じ↓

【新出漢字学習法】
基本的に先生は出番は少なく、子どもたち全員が活躍します。

①黒板を図のように区切る。
※子どもの列が横に6列あるなら6つ

②一番上に新出漢字を先生が書く
※目の前にある漢字を、一列で担当します。

③列の1番前の子が、その漢字の「読み」を書く

④列の前から2番目の子が、その漢字の「画数」を書く

⑤前から3番目の子が、その漢字を使った「熟語」を書く
※ドリルの新出漢字のページにたいてい載っています。

⑥前から4番目の子が、前に出て大きく正しい書き順で書きます。
※「せーの」と言って全員で指鉛筆で書きます。

⑦6個終わったら、線以外を全部消して②に戻る。
※2週目は2番目の子が「読み」担当とずらすと、変化があり、飽きません。

先生は
・線と漢字を書く
・「次の人~」と言うだけ

「国語の時間に必ず1つずつ学習しよう」
「単元に入ったら該当の新出漢字を学習しよう」は古いし定着しません。

ドリルが配られたその日に、今日紹介した方法でその学期に習う漢字を全部終わらせて、小テストを繰り返して、定着図ります。

2〜3時間かけてやれば、もうその学期は新出漢字の学習は必要なし。
小テストなどを繰り返し行って、定着を図ります。