4年

4年「三つのつつみ」【親切、思いやり】の指導案はこうする!

こんにちは。
今日は『4年「三つのつつみ」【親切、思いやり】の指導案はこうする!』

このテーマで教材解説をします。

今日のテーマは親切です。

親切って何のためにするのでしょうか。

「助け合い」とよく言われますが、
なぜそれが必要なのでしょうか?

親切はなぜ必要なのか、
その本質的な心について考えていきましょう!

では、解説です!

1 教材について
2 内容項目と教材
3 導入
4 発問
5 まとめ

順番に解説します。

1 教材について

B 主として人との関わりに関すること
「親切、思いやり」
3・4年の目標・・・・
相手のことを思いやり、進んで親切にすること。

4年生「三つのつつみ」(日本文教出版)

2 内容項目と教材

①親切の形はさまざま

もう一度、目標を確認してみましょう。

「相手のことを思いやり、進んで親切にすること」とあります。

『進んで』とありますね。

この部分がポイントになります。

人は相手の気持ちを考えることができます。

相手の気持ちを考えて、
自分の感情と共通する部分が見つかったり、
悲しみの気持ちや同情の気持ちが芽生えたとき、
何かをしてあげたくなります。

それが、「進んで」の部分なのです。

相手が求めていないのに、
進んでやることは親切ではありません。

相手の気持ちを考えずに行う親切は、
もはや「大きなお世話」です。

親切にもいろいろな形がある
という多角的な見方を ここでは大切にしましょう。

そして、本当の親切とは何か、
まとめの段階で再定義をできると、
授業が締まります。

②親切はつながる

デルスウは、顔も知らない、もしかしたら現れないかもしれない、
後に小屋に来るであろう、だれかのために3つのつつみを準備しました。

その一連の行為は、
次の人のために準備をしたという意味だけではありません。

デルスウが疲れている体を使って、
次の人のために準備をする。

「自分のことを犠牲にしてまで、人に親切にする心」
をデルスウは、3つの包みに込めたのです。

親切な心というのは不思議なもので、
親切なことをされたら行為はすぐに消えますが、
受け取った心はなかなか消えません。

だから、「心が温まる」なんて表現があるし、
「内祝い」といった慣習もあるのです。

主題に「思いやる心」とありますが、
思いやる心はつながっていくのです。

では、3つの包みを見た、小屋に来た人は
どんな行動をするでしょうか?

同じように3つの包みを準備してあげるかもしれないし、
また違う行動で人に親切をするかもしれません。

でも、確実に言えることは、
デルスウは3つの包みに「思いやりの心」を詰めたということです。

ここが授業の核であり、
ここに収束できれば今回の授業は完成です。  

③展開のアイディア

この教材では、親切は次のようにつながっています。

デルスウ → 小屋に来る人 

しかし、「思いやりはつながる」のですから、

◯◯ → デルスウ → 小屋に来る人  → ◯◯ と、
前後に続いていてもなんら不思議ではありません。

この◯◯の部分を考えるのも面白いですね。

アルセーニエフも、どこかで登場するかもしれません。

「デルスウは誰から思いやりをリレーされたのだろう。」
「小屋に来る人は、だれに思いやりをつなげるだろう。」

バシッと答えは出ませんが、
「思いやりはつながる」 ということを認識するためにはいい活動ですね!

3 導入

T:教師 C:子ども

T:親切ってなんですか?
C:やさしくすること
C:助けること
T:じゃあ親切にされたらどうしますか?
C:「ありがとう」と言う
C:親切をお返しする

T:なるほど、では今日は親切についてみんなで考えていきましょう!

4 発問

・デルスウは誰から思いやりをリレーされたのだろう。
・小屋に来る人は、だれに思いやりをつなげるだろう。
・1つの包みじゃだめなのだろうか。

・3つの包みを用意したときと、1つの包みを用意したとき、どちらが思いやりは伝わるだろう。
・100この包みだと、デルスウはもっと思いやりを伝えられたのではないだろうか。
・「デルスウより」と手紙を置いておけば、お礼を言ってもらえるから、ぜひ手紙を置くべきではないか。

・デルスウは、アルセーニエフに褒められたいから、3つの包みを用意したのだろうか。
・小屋に誰もこなかったら、デルスウの思いやりの心は無駄になってしまうのだろうか。
・デルスウは、なぜ3つの包みをのこすようになったのだろう。

・塩とお米は、アルセーニエフのものだから、アルセーニエフも思いやりの心があるといえるのではないか。
・小屋に来た人は、本当に塩とお米、まきを喜ぶのだろうか。
・デルスウは、なぜ「まき」「塩」「お米」を準備したのだろう。「お金」「食料」「宝石」などを置いていたら、もっと喜ばれたのではないか。

5 まとめ

思いやりはつながる

このことが子どもの言葉で
まとめられるといいですね!

強いてまとめの言葉を示すとしたら、
・思いやりはバトンを人に渡すようなもの
・思いやりは運動会のリレー
・思いやりのパスをつなげることが大事

などでしょうか!

はい、ということで今日は 『4年「三つのつつみ」【親切、思いやり】の指導案はこうする!』 このテーマでお送りしました! また明日もお楽しみに。

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例 : はしの上のおおかみ

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