特別の教科 道徳

【警告】道徳にめあては危険

特別の教科道徳

こんにちは。
今日は『【警告】道徳にめあては危険』
このテーマでお話します。

 

道徳は、他教科と同じように
「めあて」を設定することは危険です。

なぜか。

道徳では多面的・多角的な視点で見ることが大切です。

1つの教材でも、親切だけでなく家族愛、規則の尊重など
多くの価値が詰まっています。

それに気付いて話し合うことが大切です。

しかし、めあてを『親切について考えよう。』と設定したら、
親切以外は考えてはいけないというメッセージを
暗に送っていることになります。

 

めあてを設定する場合は、言葉をよく考えなければ、
子どもの思考を狭めることになります。

例えば
「○○(登場人物)のよさを考えよう」
「心が変わったのは誰か考えよう」
など内容項目を限定しないめあてなら
大丈夫です。

 

道徳は、他の教科と同じように「めあて」を必ずしも設定する必要はありません。
他の教科とは性格が違うから、「特別の教科」と呼ばれているんです。

思考停止で「めあて」を立てるぐらいなら、
立てない方がマシです。

どうしても立てないといけないなら、
上にあげたような例で目標を立てましょう。

 

はい、ということで今日は、『【警告】道徳にめあては危険』
このテーマでお話しました。

 

また次回もお楽しみに!