規則の尊重の授業が「きまりを守ろう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、学級のきまりづくりにつなげる見方で、世界人権宣言の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『世界人権宣言から学ぼう』(小学6年・道徳/規則の尊重)
- あらすじ:世界人権宣言は、すべての人が生まれながらに自由で、平等な権利をもつことをうたった宣言です。差別や戦争で多くの人が苦しんだ歴史をふまえ、「二度とくり返さない」という願いから生まれた、大きなきまりの一つです。
- ねらい:きまり=守らされるもの → きまりは安心と納得の上に成り立つ。きまりはみんなの安心・安全のためにあり、みんなの納得でできている
- おすすめの発問:学級のきまりと人権宣言、どこが同じだろう?
- 板書:左「1人ぐらいなら?」・中央「安心・安全のため」・右「みんなの納得」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
世界人権宣言から学ぼうのあらすじ(どんなお話?)

世界人権宣言は、すべての人が生まれながらに自由で、平等な権利をもつことをうたった宣言です。差別や戦争で多くの人が苦しんだ歴史をふまえ、「二度とくり返さない」という願いから生まれた、大きなきまりの一つです。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「きまりは守らされるもの」という考えです。授業の後は、きまりはみんなの安心・安全のためにあり、みんなの納得の上に成り立つと、子ども自身の言葉で気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

一つずつ感想を聞くと、「守ろう」で終わりがちです。教室のきまりも、みんなが安心して過ごすためにあり、納得してつくるもの。身近なきまりと重ねると、きまりの意味が見えてきます。
4コマで見る「ボールの順番」

上から言われたきまりより、みんなで納得してつくったきまりのほうが守りたくなります。きまりはだれかのためではなく、みんなの安心のためにあります。
板書計画は3つのエリア

左に「1人ぐらいなら守らなくていい?」という課題、中央にきまりはみんなの安心・安全のためにあること、右にみんなの納得を書きます。くわしい板書と発問の流れはnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年「世界人権宣言から学ぼう」【規則の尊重】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 規則の尊重の軸をぶらさない
- 学級のきまりと重ねて意味を考える
- きまりは安心と納得の上に成り立つ
『世界人権宣言から学ぼう』のよくある質問
Q. 『世界人権宣言から学ぼう』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「規則の尊重」です。
Q. 『世界人権宣言から学ぼう』のあらすじは?
A. 世界人権宣言は、すべての人が生まれながらに自由で、平等な権利をもつことをうたった宣言です。差別や戦争で多くの人が苦しんだ歴史をふまえ、「二度とくり返さない」という願いから生まれた、大きなきまりの一つです。
Q. 『世界人権宣言から学ぼう』の授業のねらいは?
A. きまり=守らされるものという考えから、きまりは安心と納得の上に成り立つという考えへ深めることです。授業の前は「きまりは守らされるもの」という考えです。授業の後は、きまりはみんなの安心・安全のためにあり、みんなの納得の上に成り立つと、子ども自身の言葉で気づくことがゴールです。
Q. 『世界人権宣言から学ぼう』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「学級のきまりと人権宣言、どこが同じだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。一つずつ感想を聞くと、「守ろう」で終わりがちです。教室のきまりも、みんなが安心して過ごすためにあり、納得してつくるもの。身近なきまりと重ねると、きまりの意味が見えてきます。
Q. 『世界人権宣言から学ぼう』の板書計画は?
A. 左に「1人ぐらいなら守らなくていい?」という課題、中央にきまりはみんなの安心・安全のためにあること、右にみんなの納得を書きます。くわしい板書と発問の流れはnoteで紹介しています。












