国際理解の授業が「困っている子を助けよう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、記事を読んだ「ぼく」に目を向ける切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『世界の子どもたちのために』(小学4年・道徳/国際理解、国際親善)
- あらすじ:給食週間に「ぼく」は、けいじ板でいろいろな国の給食と記事を見つけます。イギリスの九さいのマーサちゃんは給食をブログでしょうかいし、世界中から写真がとどきました。しえんをよびかけると寄付が集まり、マラウイに調理場が建ちます。
- ねらい:世界の困った子を助けよう → 知りたいという関心が世界とつなぐ。他国の人々や文化に親しみ、関心をもつことが大きな輪につながる
- おすすめの発問:記事を読んだ「ぼく」は、何に気づいたのだろう
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
世界の子どもたちのためにのあらすじ(どんなお話?)

給食週間に「ぼく」は、けいじ板でいろいろな国の給食と記事を見つけます。イギリスの九さいのマーサちゃんは給食をブログでしょうかいし、世界中から写真がとどきました。しえんをよびかけると寄付が集まり、マラウイに調理場が建ちます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「世界の困った子を助けよう」という見方です。授業の後は、身近な給食から他国のくらしに関心をもつことが、大きな輪につながると気づけることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

マーサちゃんだけを見ると「特別にえらい子」の話になりがちです。記事を読んだ「ぼく」に目を向けると、読み手の子どもが自分のこととして考えやすくなります。
4コマで見る「世界の給食」

遠い国のことは、はじめは自分と関係ないと感じがちです。身近な給食をきっかけに「知りたい」が生まれる流れを、教室の給食の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に「国際理解、国際親善」をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 4年『世界の子どもたちのために』【国際理解、国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 記事を読んだ「ぼく」に目を向ける
- 知りたいという関心が世界とつなぐ
- 「困った子を助けよう」で終わらせない
『世界の子どもたちのために』のよくある質問
Q. 『世界の子どもたちのために』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学4年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際親善」です。
Q. 『世界の子どもたちのために』のあらすじは?
A. 給食週間に「ぼく」は、けいじ板でいろいろな国の給食と記事を見つけます。イギリスの九さいのマーサちゃんは給食をブログでしょうかいし、世界中から写真がとどきました。しえんをよびかけると寄付が集まり、マラウイに調理場が建ちます。
Q. 『世界の子どもたちのために』の授業のねらいは?
A. 世界の困った子を助けようという考えから、知りたいという関心が世界とつなぐという考えへ深めることです。授業の前は「世界の困った子を助けよう」という見方です。授業の後は、身近な給食から他国のくらしに関心をもつことが、大きな輪につながると気づけることがゴールです。
Q. 『世界の子どもたちのために』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「記事を読んだ「ぼく」は、何に気づいたのだろう」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。マーサちゃんだけを見ると「特別にえらい子」の話になりがちです。記事を読んだ「ぼく」に目を向けると、読み手の子どもが自分のこととして考えやすくなります。
Q. 『世界の子どもたちのために』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に「国際理解、国際親善」をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












