国際理解の授業が「外国にはいろいろな文化がある」の紹介で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、四つの国の学校を日本の学校とくらべる切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『世界の小学生』(小学4年・道徳/国際理解、国際親善)
- あらすじ:いろいろな国の小学生が、写真とともに自分の学校生活をしょうかいする資料です。ドイツ、モンゴル、ニュージーランド、ブラジルの四人が登場します。日本とにているところ、ちがうところをさがしながら読みます。
- ねらい:外国の学校=変わっている → ちがいにはわけがある同じ年の友だち。ちがいと共通点を知り、ほかの国の人々や文化に親しみをもつ
- おすすめの発問:日本の学校とくらべて、いちばん「同じ」なのは?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
世界の小学生のあらすじ(どんなお話?)

いろいろな国の小学生が、写真とともに自分の学校生活をしょうかいする資料です。ドイツ、モンゴル、ニュージーランド、ブラジルの四人が登場します。日本とにているところ、ちがうところをさがしながら読みます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「外国の学校は変わっている」という見方です。授業の後は、ちがいにはくらしに合ったわけがあると知り、同じ年ごろの友だちとして親しみをもてることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

資料型の教材なので、一人ずつ気持ちを聞いても深まりにくいです。日本の学校とくらべて「同じ」をさがすと、遠い国の子が身近な友だちに見えてきます。
4コマで見る「海外の友だち」

ちがいばかりに目が向くと、相手は遠い存在のままです。にているところを見つけたとたんに身近になる流れを、外国の学校との手紙のやりとりに置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に「国際理解、国際親善」をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 4年『世界の小学生』【国際理解、国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 日本の学校とくらべて「同じ」をさがす
- ちがいには、くらしに合ったわけがある
- 文化の紹介だけで終わらせない
『世界の小学生』のよくある質問
Q. 『世界の小学生』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学4年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際親善」です。
Q. 『世界の小学生』のあらすじは?
A. いろいろな国の小学生が、写真とともに自分の学校生活をしょうかいする資料です。ドイツ、モンゴル、ニュージーランド、ブラジルの四人が登場します。日本とにているところ、ちがうところをさがしながら読みます。
Q. 『世界の小学生』の授業のねらいは?
A. 外国の学校=変わっているという考えから、ちがいにはわけがある同じ年の友だちという考えへ深めることです。授業の前は「外国の学校は変わっている」という見方です。授業の後は、ちがいにはくらしに合ったわけがあると知り、同じ年ごろの友だちとして親しみをもてることがゴールです。
Q. 『世界の小学生』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「日本の学校とくらべて、いちばん「同じ」なのは?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。資料型の教材なので、一人ずつ気持ちを聞いても深まりにくいです。日本の学校とくらべて「同じ」をさがすと、遠い国の子が身近な友だちに見えてきます。
Q. 『世界の小学生』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に「国際理解、国際親善」をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












