規則正しい生活の授業が「早寝早起きをしましょう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では「もしジャンケンに勝っていたら」と考える切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『あかりさんのきめたこと』(小学2年・道徳/節度,節制)
- あらすじ:あわてて赤信号をわたりかけたあかりさん。早おきして田口さんとジャンケンをしたたかしさんは、一日楽しそうです。次の日、早おきしたあかりさんはジャンケンに負けますが、気持ちいい一日になりそうだと感じます。
- ねらい:早おき=言われてすること → きまりよい生活は心も気持ちよくする。早おきや朝のしたくが生むゆとりが、一日を気持ちよくする
- おすすめの発問:もしジャンケンに勝っていたら、気持ちよさはちがった?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
あかりさんのきめたことのあらすじ(どんなお話?)

あわてて赤信号をわたりかけたあかりさん。早おきして田口さんとジャンケンをしたたかしさんは、一日楽しそうです。次の日、早おきしたあかりさんはジャンケンに負けますが、気持ちいい一日になりそうだと感じます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「早寝早起きは言われてするもの」という受けとめです。授業の後は、規則正しい生活をすると心も体も気持ちよく過ごせると気づき、自分の生活につなげられるのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「くやしい」で止まりがちです。「もし勝っていたら」と考えると、あかりさんの気持ちよさがジャンケンではなく、早おきで生まれたゆとりから来ていることが見えてきます。
4コマで見る「早い朝」

ばたばたの朝は、その日一日に元気が出ないこともあります。少し早く動くだけで、心にゆとりが生まれます。あかりさんの二つの朝を、教室の朝に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に規則正しい生活のよさをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。二つの朝をくらべる板書の全体はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 2年『あかりさんのきめたこと』【節度,節制】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「もし勝っていたら」で気持ちよさの理由を探る
- ジャンケンの勝ち負けより、朝のゆとり
- 早おきは、自分の心を気持ちよくする
『あかりさんのきめたこと』のよくある質問
Q. 『あかりさんのきめたこと』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学2年の道徳の教材で、内容項目は「節度,節制」です。
Q. 『あかりさんのきめたこと』のあらすじは?
A. あわてて赤信号をわたりかけたあかりさん。早おきして田口さんとジャンケンをしたたかしさんは、一日楽しそうです。次の日、早おきしたあかりさんはジャンケンに負けますが、気持ちいい一日になりそうだと感じます。
Q. 『あかりさんのきめたこと』の授業のねらいは?
A. 早おき=言われてすることという考えから、きまりよい生活は心も気持ちよくするという考えへ深めることです。授業の前は「早寝早起きは言われてするもの」という受けとめです。授業の後は、規則正しい生活をすると心も体も気持ちよく過ごせると気づき、自分の生活につなげられるのがゴールです。
Q. 『あかりさんのきめたこと』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もしジャンケンに勝っていたら、気持ちよさはちがった?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「くやしい」で止まりがちです。「もし勝っていたら」と考えると、あかりさんの気持ちよさがジャンケンではなく、早おきで生まれたゆとりから来ていることが見えてきます。
Q. 『あかりさんのきめたこと』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に規則正しい生活のよさをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。二つの朝をくらべる板書の全体はnoteで紹介しています。












