感謝の授業が「ありがとうを言いましょう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、お店やさんごっこの「ぼく」とバスの「ぼく」をくらべる、お話の前と後の切り口で流れとゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ありがとうはだれが言う?』(小学2年・道徳/感謝)
- あらすじ:お店やさんごっこで店員役をした「ぼく」は、お客さん役の注文に大変な思いをします。スーパーでは、おばあちゃんが店員さんにお礼を言う姿におどろき、お客さんもお世話になっていると教わります。次の日、「ぼく」はバスの運転手さんにお礼を言いました。
- ねらい:ありがとう=店員さんが言う → お世話になる人に自分から伝える。お客さんもお世話になっていると気づくと、自分から感謝を伝えたくなる
- おすすめの発問:お店やさんごっこの「ぼく」と、バスの「ぼく」、何がちがう?
- 板書:左「ぼくの気もち」・中央「さわやかなわけ」・右「感謝を伝える」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ありがとうはだれが言う?のあらすじ(どんなお話?)

お店やさんごっこで店員役をした「ぼく」は、お客さん役の注文に大変な思いをします。スーパーでは、おばあちゃんが店員さんにお礼を言う姿におどろき、お客さんもお世話になっていると教わります。次の日、「ぼく」はバスの運転手さんにお礼を言いました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「ありがとうは店員さんが言うもの」という受けとめです。授業の後は、身近で働く人にお世話になっていると気づき、自分から感謝を伝えるよさを考えられるのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「さわやか」で終わりがちです。お店やさんごっこの時とバスの時の「ぼく」をくらべると、おばあちゃんの話で何に気づき、何がかわったのかが見えてきます。
4コマで見る「図書室」

してもらう側も、だれかにお世話になっています。それに気づくと、ありがとうを伝える側にかわれます。お話のスーパーとバスを、学校の図書室に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に「ぼく」の気もちの変化、中央に中心発問での話し合い、右に感謝の気もちを伝えるために大切なことを置きます。問い返しをふくめた全体はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 2年『ありがとうはだれが言う?』【感謝】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- お話の前と後で「ぼく」をくらべる
- お客さんも、お世話になっている
- 気づくと、自分から感謝を伝えたくなる
『ありがとうはだれが言う?』のよくある質問
Q. 『ありがとうはだれが言う?』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学2年の道徳の教材で、内容項目は「感謝」です。
Q. 『ありがとうはだれが言う?』のあらすじは?
A. お店やさんごっこで店員役をした「ぼく」は、お客さん役の注文に大変な思いをします。スーパーでは、おばあちゃんが店員さんにお礼を言う姿におどろき、お客さんもお世話になっていると教わります。次の日、「ぼく」はバスの運転手さんにお礼を言いました。
Q. 『ありがとうはだれが言う?』の授業のねらいは?
A. ありがとう=店員さんが言うという考えから、お世話になる人に自分から伝えるという考えへ深めることです。授業の前は「ありがとうは店員さんが言うもの」という受けとめです。授業の後は、身近で働く人にお世話になっていると気づき、自分から感謝を伝えるよさを考えられるのがゴールです。
Q. 『ありがとうはだれが言う?』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「お店やさんごっこの「ぼく」と、バスの「ぼく」、何がちがう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「さわやか」で終わりがちです。お店やさんごっこの時とバスの時の「ぼく」をくらべると、おばあちゃんの話で何に気づき、何がかわったのかが見えてきます。
Q. 『ありがとうはだれが言う?』の板書計画は?
A. 板書は、左に「ぼく」の気もちの変化、中央に中心発問での話し合い、右に感謝の気もちを伝えるために大切なことを置きます。問い返しをふくめた全体はnoteで紹介しています。












