挑戦の教材が「あきらめずにがんばろう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、「もし成功が約束されていたら」という切り口で、植松さんの歩みと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『町工場から宇宙へ』(中学3年・道徳/真理の探究、創造)
- あらすじ:町工場を営む植松さんは、「どうせ無理」という言葉をなくすために宇宙開発に挑みます。永田教授と出会い、失敗と自己不信をくり返しますが、仲間が加わり、十七機の残骸の先にロケットが完成しました。
- ねらい:挑戦=成功の見こみがあること → 保証がないからこそ挑むことに価値がある。結果が保証されない探究を続ける心が、新しいものを生み出す
- おすすめの発問:もし成功が約束されていたら、それは夢と呼べる?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
町工場から宇宙へのあらすじ(どんなお話?)

町工場を営む植松さんは、「どうせ無理」という言葉をなくすために宇宙開発に挑みます。永田教授と出会い、失敗と自己不信をくり返しますが、仲間が加わり、十七機の残骸の先にロケットが完成しました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「成功しそうなことに挑むのがよい」という考えです。授業の後は、保証がないからこそ探究し続けることに価値があり、それが創造につながると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、気持ちのことばを並べて終わりがちです。「もし成功が約束されていたら」と考えると、保証のない挑戦を続ける意味を、生徒がお話全体から考えはじめます。
4コマで見る「無理じゃない」

「どうせ無理」と言われると、挑戦はしぼみがちです。でも結果が分からないからこそ、試すことに意味があります。植松さんの考え方を、科学部の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に「どうせ無理」への反応などのいまの考え、中央に中心発問での話し合い、右に探究と創造の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「町工場から宇宙へ」【真理の探究、創造】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- もし成功が約束されていたら、と問い直す
- 保証がないからこそ挑む価値がある
- 挑み続ける姿が仲間を呼ぶ
『町工場から宇宙へ』のよくある質問
Q. 『町工場から宇宙へ』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「真理の探究、創造」です。
Q. 『町工場から宇宙へ』のあらすじは?
A. 町工場を営む植松さんは、「どうせ無理」という言葉をなくすために宇宙開発に挑みます。永田教授と出会い、失敗と自己不信をくり返しますが、仲間が加わり、十七機の残骸の先にロケットが完成しました。
Q. 『町工場から宇宙へ』の授業のねらいは?
A. 挑戦=成功の見こみがあることという考えから、保証がないからこそ挑むことに価値があるという考えへ深めることです。授業の前は「成功しそうなことに挑むのがよい」という考えです。授業の後は、保証がないからこそ探究し続けることに価値があり、それが創造につながると気づくことがゴールです。
Q. 『町工場から宇宙へ』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もし成功が約束されていたら、それは夢と呼べる?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、気持ちのことばを並べて終わりがちです。「もし成功が約束されていたら」と考えると、保証のない挑戦を続ける意味を、生徒がお話全体から考えはじめます。
Q. 『町工場から宇宙へ』の板書計画は?
A. 板書は、左に「どうせ無理」への反応などのいまの考え、中央に中心発問での話し合い、右に探究と創造の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












