家族愛の授業が「家族を大切にしよう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、家でのお父さんといなかでのお父さんをくらべて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『お父さんの横顔』(小学6年・道徳/家族愛、家庭生活の充実)
- あらすじ:おじいちゃんが事故で入院し、お父さんは毎週二時間かけて通います。こぼしたおかずをだまって拾い、進んで家事をする姿は、家とはちがいました。「来週は来んでええよ」と言うおばあちゃんに、「ぼく」は「来週も来るよ」と伝えます。
- ねらい:家族を大切に=言われてすること → 家族を思う心が自分から動く力になる。親が子を思い、子が親を思う。その思いが世代をこえてつながる
- おすすめの発問:家のお父さんと、いなかのお父さん。何がちがう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
お父さんの横顔のあらすじ(どんなお話?)

おじいちゃんが事故で入院し、お父さんは毎週二時間かけて通います。こぼしたおかずをだまって拾い、進んで家事をする姿は、家とはちがいました。「来週は来んでええよ」と言うおばあちゃんに、「ぼく」は「来週も来るよ」と伝えます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「家族を大切にしよう」ということばの理解です。授業の後は、家族を思う気持ちが世代をこえて向け合われていると気づき、それが自分から動く力になると分かることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「心配」「うれしい」で終わりがちです。家とおばあちゃんの家でのお父さんをくらべると、親を大切にするお父さんの姿から、家族の思いのつながりを考えはじめます。
4コマで見る「母の横顔」

家ではあまり見ない家族の一面を見ると、その人の思いが伝わってきます。家族を思う気持ちは、言われてでなく自分から動く力になります。二人のお父さんのちがいを、週末の家族の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央にお父さんの行動のちがいと中心発問の話し合い、右に家族を思う心をとらえ直すことばを置きます。くわしい板書はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『お父さんの横顔』【家族愛、家庭生活の充実】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 家といなかのお父さんをくらべるとカギが見える
- 家族の思いは、世代をこえてつながっている
- まとめで終わらず、ちがいから問う
『お父さんの横顔』のよくある質問
Q. 『お父さんの横顔』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「家族愛、家庭生活の充実」です。
Q. 『お父さんの横顔』のあらすじは?
A. おじいちゃんが事故で入院し、お父さんは毎週二時間かけて通います。こぼしたおかずをだまって拾い、進んで家事をする姿は、家とはちがいました。「来週は来んでええよ」と言うおばあちゃんに、「ぼく」は「来週も来るよ」と伝えます。
Q. 『お父さんの横顔』の授業のねらいは?
A. 家族を大切に=言われてすることという考えから、家族を思う心が自分から動く力になるという考えへ深めることです。授業の前は「家族を大切にしよう」ということばの理解です。授業の後は、家族を思う気持ちが世代をこえて向け合われていると気づき、それが自分から動く力になると分かることがゴールです。
Q. 『お父さんの横顔』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「家のお父さんと、いなかのお父さん。何がちがう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「心配」「うれしい」で終わりがちです。家とおばあちゃんの家でのお父さんをくらべると、親を大切にするお父さんの姿から、家族の思いのつながりを考えはじめます。
Q. 『お父さんの横顔』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央にお父さんの行動のちがいと中心発問の話し合い、右に家族を思う心をとらえ直すことばを置きます。くわしい板書はnoteで紹介しています。












