国際理解の授業が「外国の人となかよくしましょう」のよびかけで終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「ライラック」を手がかりに、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ライラックのさく庭で』(小学3年・道徳/国際理解、国際親善)
- あらすじ:となりに引っこしてきたリラちゃんに「ボンジュール」と話しかけられ、「わたし」は思わずにげてしまいます。ホームパーティーでにっこりわらうと、リラちゃんもわらってくれました。帰りぎわにもらったライラックの花言葉は「ゆうじょう」でした。
- ねらい:外国の人とは言葉がちがうからむり → 笑顔や花や料理で心は通い合う。ちがいに戸惑う気持ちを認めつつ、相手や文化に親しむ
- おすすめの発問:ライラックの花束は、何を伝えたのだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ライラックのさく庭でのあらすじ(どんなお話?)

となりに引っこしてきたリラちゃんに「ボンジュール」と話しかけられ、「わたし」は思わずにげてしまいます。ホームパーティーでにっこりわらうと、リラちゃんもわらってくれました。帰りぎわにもらったライラックの花言葉は「ゆうじょう」でした。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は言葉が通じないとなかよくなれない、と考えがちです。授業の後は、戸惑いを乗りこえて相手や相手の国の文化に親しむと、心が通い合うと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、気持ちのことばを並べて終わりがちです。題名のライラックに目を向けると、花の名前や花言葉から、ちがいをこえて親しむよさを子どもが考えはじめます。
4コマで見る「笑顔のあいさつ」

言葉がわからないと、思わず目をそらしてしまうことがあります。まず笑顔を向けることから、ちがいをこえて親しくなる場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際親善をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 3年『ライラックのさく庭で』【国際理解、国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 題名のライラックがお話を読むカギ
- 言葉がちがっても、笑顔や花で心は通う
- 場面発問より、題名から全体を問う
『ライラックのさく庭で』のよくある質問
Q. 『ライラックのさく庭で』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学3年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際親善」です。
Q. 『ライラックのさく庭で』のあらすじは?
A. となりに引っこしてきたリラちゃんに「ボンジュール」と話しかけられ、「わたし」は思わずにげてしまいます。ホームパーティーでにっこりわらうと、リラちゃんもわらってくれました。帰りぎわにもらったライラックの花言葉は「ゆうじょう」でした。
Q. 『ライラックのさく庭で』の授業のねらいは?
A. 外国の人とは言葉がちがうからむりという考えから、笑顔や花や料理で心は通い合うという考えへ深めることです。授業の前は言葉が通じないとなかよくなれない、と考えがちです。授業の後は、戸惑いを乗りこえて相手や相手の国の文化に親しむと、心が通い合うと気づくことがゴールです。
Q. 『ライラックのさく庭で』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「ライラックの花束は、何を伝えたのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、気持ちのことばを並べて終わりがちです。題名のライラックに目を向けると、花の名前や花言葉から、ちがいをこえて親しむよさを子どもが考えはじめます。
Q. 『ライラックのさく庭で』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際親善をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












