郷土愛の授業が「ふるさとを大切に」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、作戦を始めたころと三年後の生徒たちをくらべる「お話の前と後」の切り口から、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『アップルロード作戦』(中学1年・道徳/郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度)
- あらすじ:中学生たちは、地域をよくしたいと大通りにりんごの木を植えます。苗木は枯れ、花の咲いた枝は盗まれても、雨の日も雪の日も見回りを続けました。報道をきっかけに、専門家や見知らぬ人々の支えが集まります。
- ねらい:郷土愛=ふるさとが好き → 壁にぶつかっても続ける行動。郷土を愛するとは、感情だけでなく挫折しても続ける行動のこと
- おすすめの発問:始めたころと三年後で、町への思いはどう変わった?
- 板書:左「続けられた理由」・中央「好き⇔続ける行動」・右「行動としての郷土愛」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
アップルロード作戦のあらすじ(どんなお話?)

中学生たちは、地域をよくしたいと大通りにりんごの木を植えます。苗木は枯れ、花の咲いた枝は盗まれても、雨の日も雪の日も見回りを続けました。報道をきっかけに、専門家や見知らぬ人々の支えが集まります。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、郷土愛を「ふるさとが好き」という気持ちだけでとらえる考えです。授業の後は、壁にぶつかっても地域に関わり続ける行動にこそ郷土愛が表れる、と気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、くやしさとうれしさの確認で終わりがちです。始めたころと三年後をくらべると、挫折をこえて続けたことで思いが行動に変わり、まわりの心も動かしたことが見えてきます。
4コマで見る「校門の花だん」

始めたころは「きれいにしたい」という気持ちだけでした。花がふまれても続けたことで、通る人とのつながりが生まれます。好きという気持ちが続ける行動に変わる流れを、校門の花だんに置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に「続けられたのは何があったからか」という課題、中央に「好き」という感情と挫折をこえて続ける行動の対比、右に「行動としての郷土愛」を置きます。発問の流れはnoteでくわしく紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「アップルロード作戦」【郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 始めたころと三年後をくらべる
- 郷土愛は、挫折しても続ける行動に表れる
- 真剣な行動が、まわりの心を動かす
『アップルロード作戦』のよくある質問
Q. 『アップルロード作戦』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度」です。
Q. 『アップルロード作戦』のあらすじは?
A. 中学生たちは、地域をよくしたいと大通りにりんごの木を植えます。苗木は枯れ、花の咲いた枝は盗まれても、雨の日も雪の日も見回りを続けました。報道をきっかけに、専門家や見知らぬ人々の支えが集まります。
Q. 『アップルロード作戦』の授業のねらいは?
A. 郷土愛=ふるさとが好きという考えから、壁にぶつかっても続ける行動という考えへ深めることです。授業の前は、郷土愛を「ふるさとが好き」という気持ちだけでとらえる考えです。授業の後は、壁にぶつかっても地域に関わり続ける行動にこそ郷土愛が表れる、と気づくことがゴールです。
Q. 『アップルロード作戦』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「始めたころと三年後で、町への思いはどう変わった?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、くやしさとうれしさの確認で終わりがちです。始めたころと三年後をくらべると、挫折をこえて続けたことで思いが行動に変わり、まわりの心も動かしたことが見えてきます。
Q. 『アップルロード作戦』の板書計画は?
A. 板書は、左に「続けられたのは何があったからか」という課題、中央に「好き」という感情と挫折をこえて続ける行動の対比、右に「行動としての郷土愛」を置きます。発問の流れはnoteでくわしく紹介しています。












