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中学2年

『伝えるということ』指導案・板書・発問|中学2年道徳【郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度】途切れかけた前と後の「私」

伝えるということ s1

伝統の授業が「伝統は大切」という一般論で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、伝統が途切れかけた前と後の「私」に目を向けて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。

この記事のポイント(30秒で)

  • 教材:『伝えるということ』(中学2年・道徳/郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度)
  • あらすじ:「私」は、故郷の請戸地区に何百年も伝わる「請戸の田植踊」の踊り手でした。震災と原発事故で故郷も衣装も失われ、伝統は途絶えかけます。四か月後、多くの人の支えで踊りは復活し、「私」は感謝をこめて伝統を伝えようと決意します。
  • ねらい:伝統=守るべき大切なもの → 伝統は「私が受け継ぐもの」。多くの人の支えの網の中で、自分にできる形で関わり続ける
  • おすすめの発問:途切れかけたあと、「私」の何が変わった?
  • 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割

書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)

伝えるということのあらすじ(どんなお話?)

伝えるということのあらすじ図解

「私」は、故郷の請戸地区に何百年も伝わる「請戸の田植踊」の踊り手でした。震災と原発事故で故郷も衣装も失われ、伝統は途絶えかけます。四か月後、多くの人の支えで踊りは復活し、「私」は感謝をこめて伝統を伝えようと決意します。

ねらい(この授業のゴール)

授業の前と後

授業の前は「伝統は大切だから守るべき」という一般論です。授業の後は、多くの人の支えで受け渡されてきた伝統を、自分にできる形で受け継ぐ当事者として見つめ直すのがゴールです。

発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

やりがちな発問と、おすすめの問い

場面ごとに聞くと「うれしい」「感動した」で終わりがちです。途切れかけた前と後の「私」をくらべると、伝統が「守るべきもの」から「私が受け継ぐもの」へ変わったことが見えてきます。

4コマで見る「地域のおはやし」

4コマまんが「地域のおはやし」

地域の祭りや行事は、だれかが続けてくれるものだと思いがちです。続けてきた人の思いにふれると、自分にできる形で関わる一人になろうという気持ちが生まれます。

板書計画は3つのエリア

板書計画のイメージ(全体はnoteで)

左に「伝統は大切だから守る」という今の考え、中央に続けるのが難しいと分かっていても「私」が関わり続けたい理由を問う中心発問、右に継承のとらえ直しを置きます。板書の全体は、note の指導案で紹介しています。

授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ

noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。

▶ 中学2年「伝えるということ」【郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度】の指導案と発問はこうする!

教材の見方の部分は無料で読めます。

まとめ

  • 途切れかけた前と後の「私」をくらべる
  • 伝統は多くの人の支えで受け渡される
  • 自分にできる形で関わることも継承

『伝えるということ』のよくある質問

Q. 『伝えるということ』は何年生・どの内容項目の教材ですか?

A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度」です。

Q. 『伝えるということ』のあらすじは?

A. 「私」は、故郷の請戸地区に何百年も伝わる「請戸の田植踊」の踊り手でした。震災と原発事故で故郷も衣装も失われ、伝統は途絶えかけます。四か月後、多くの人の支えで踊りは復活し、「私」は感謝をこめて伝統を伝えようと決意します。

Q. 『伝えるということ』の授業のねらいは?

A. 伝統=守るべき大切なものという考えから、伝統は「私が受け継ぐもの」という考えへ深めることです。授業の前は「伝統は大切だから守るべき」という一般論です。授業の後は、多くの人の支えで受け渡されてきた伝統を、自分にできる形で受け継ぐ当事者として見つめ直すのがゴールです。

Q. 『伝えるということ』の発問はどうすればいいですか?

A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「途切れかけたあと、「私」の何が変わった?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと「うれしい」「感動した」で終わりがちです。途切れかけた前と後の「私」をくらべると、伝統が「守るべきもの」から「私が受け継ぐもの」へ変わったことが見えてきます。

Q. 『伝えるということ』の板書計画は?

A. 左に「伝統は大切だから守る」という今の考え、中央に続けるのが難しいと分かっていても「私」が関わり続けたい理由を問う中心発問、右に継承のとらえ直しを置きます。板書の全体は、note の指導案で紹介しています。

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