郷土愛の授業が「すごい取り組みだね」の感想で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、ありがちな失敗をさけるコツを中心に、教材の流れと授業のゴール、教室の4コマを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『地域を愛するプロサッカーリーグ』(中学3年・道徳/郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度)
- あらすじ:Jリーグのクラブが取り組む「ホームタウン活動」を紹介する文章です。アビスパ福岡の三世代交流、福島ユナイテッドFCの農業部、ガイナーレ鳥取の夜のスタジアム。どれもサッカーの試合そのものではない取り組みです。
- ねらい:郷土愛=地域のいいところ → 地域をともに支える一員になること。地域の困りごとを自分たちのこととして引き受ける心が郷土愛になる
- おすすめの発問:どの活動にも共通する思いは何だろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
地域を愛するプロサッカーリーグのあらすじ(どんなお話?)

Jリーグのクラブが取り組む「ホームタウン活動」を紹介する文章です。アビスパ福岡の三世代交流、福島ユナイテッドFCの農業部、ガイナーレ鳥取の夜のスタジアム。どれもサッカーの試合そのものではない取り組みです。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「地域のいいところを知る」という段階です。授業の後は、地域を利用する側から、ともに支える側へ見方を広げ、自分も地域社会の一員だと自覚できることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

取り組みごとに感想を聞くと、「すごい」で終わるのがよくある失敗です。三つの活動に共通する思いを問うと、サッカー以外に力を注ぐ理由が見え、生徒は自分の地域とのつながりを考えはじめます。
4コマで見る「町の清掃」

地域の活動は、やらされていると感じると「めんどう」で終わります。そこにいる人とつながると、自分も町を支える一員だと感じられます。お話の考え方を、地域清掃の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に郷土を愛することの意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「地域を愛するプロサッカーリーグ」【郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「すごい」で終わらせないのが最初のコツ
- 地域を利用する側から、ともに支える側へ
- 三つの活動に共通する思いを問いかける
『地域を愛するプロサッカーリーグ』のよくある質問
Q. 『地域を愛するプロサッカーリーグ』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度」です。
Q. 『地域を愛するプロサッカーリーグ』のあらすじは?
A. Jリーグのクラブが取り組む「ホームタウン活動」を紹介する文章です。アビスパ福岡の三世代交流、福島ユナイテッドFCの農業部、ガイナーレ鳥取の夜のスタジアム。どれもサッカーの試合そのものではない取り組みです。
Q. 『地域を愛するプロサッカーリーグ』の授業のねらいは?
A. 郷土愛=地域のいいところという考えから、地域をともに支える一員になることという考えへ深めることです。授業の前は「地域のいいところを知る」という段階です。授業の後は、地域を利用する側から、ともに支える側へ見方を広げ、自分も地域社会の一員だと自覚できることがゴールです。
Q. 『地域を愛するプロサッカーリーグ』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「どの活動にも共通する思いは何だろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。取り組みごとに感想を聞くと、「すごい」で終わるのがよくある失敗です。三つの活動に共通する思いを問うと、サッカー以外に力を注ぐ理由が見え、生徒は自分の地域とのつながりを考えはじめます。
Q. 『地域を愛するプロサッカーリーグ』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に郷土を愛することの意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












