1年のまとめの道徳が「いい歌詞だった」という感想で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では『道徳の学びを振り返ろう』を学級経営につなげる切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『道徳の学びを振り返ろう』(中学3年・道徳/1年間の振り返り)
- あらすじ:アンジェラ・アキさんの楽曲「手紙〜拝啓十五の君へ〜」が紹介されます。1番は十五歳の僕から大人の僕へ、2番は大人の僕から十五歳の僕への手紙です。心に残った歌詞と教材を選び、その理由を考えます。
- ねらい:振り返り=感想を言い合う → 振り返りは大切な価値観に気づく時間。選んだ理由の中に、1年で育ってきた自分の価値観が表れる
- おすすめの発問:この学級で育った心は、どの教材に表れている?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
道徳の学びを振り返ろうのあらすじ(どんなお話?)

アンジェラ・アキさんの楽曲「手紙〜拝啓十五の君へ〜」が紹介されます。1番は十五歳の僕から大人の僕へ、2番は大人の僕から十五歳の僕への手紙です。心に残った歌詞と教材を選び、その理由を考えます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「振り返り=感想を言うこと」という見方です。授業の後は、選んだ理由の中に、自分が大切にしている価値観が表れていると気づき、自分の言葉で自覚できることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

歌詞の場面ごとに気持ちを聞くと、「いい歌詞」の感想で終わりがちです。この学級の1年に引きよせて問うと、教材を選ぶ理由に一人一人の価値観が表れ、学級の歩みのふり返りにもなります。
4コマで見る「卒業前の教室」

1年分の道徳は、ふり返ろうとしてもすぐには思い出せないものです。ノートを見返し、心に残る1つを選ぶと、その理由に自分の大切にしているものが表れます。お話の考え方を、卒業前の教室の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に1年間の学びをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「道徳の学びを振り返ろう」の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 選ぶ理由から、自分の価値観に気づく
- 1年の道徳を、学級の歩みとしてふり返る
- 先生も一人の人間として語る
『道徳の学びを振り返ろう』のよくある質問
Q. 『道徳の学びを振り返ろう』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「1年間の振り返り」です。
Q. 『道徳の学びを振り返ろう』のあらすじは?
A. アンジェラ・アキさんの楽曲「手紙〜拝啓十五の君へ〜」が紹介されます。1番は十五歳の僕から大人の僕へ、2番は大人の僕から十五歳の僕への手紙です。心に残った歌詞と教材を選び、その理由を考えます。
Q. 『道徳の学びを振り返ろう』の授業のねらいは?
A. 振り返り=感想を言い合うという考えから、振り返りは大切な価値観に気づく時間という考えへ深めることです。授業の前は「振り返り=感想を言うこと」という見方です。授業の後は、選んだ理由の中に、自分が大切にしている価値観が表れていると気づき、自分の言葉で自覚できることがゴールです。
Q. 『道徳の学びを振り返ろう』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「この学級で育った心は、どの教材に表れている?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。歌詞の場面ごとに気持ちを聞くと、「いい歌詞」の感想で終わりがちです。この学級の1年に引きよせて問うと、教材を選ぶ理由に一人一人の価値観が表れ、学級の歩みのふり返りにもなります。
Q. 『道徳の学びを振り返ろう』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に1年間の学びをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












