年度末の振り返りが「来年もがんばりたい」という決意だけで終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、学級経営につなげる切り口から、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『一年間の学びを振り返ろう』(中学2年・道徳/1年間の学びの振り返り)
- あらすじ:巻末の「まなびの記録」を読み返し、印象深い学びを三つ選んで、1年間の成長とこれからの自分を見つめます。後半では、花火師の松井ののこさんが仕事の中で自分で決めて守る三つのルールが紹介され、それを手がかりに自分なりのルールを考えます。
- ねらい:振り返り=来年もがんばる決意 → 大切なことを続ける自分のルール。自分のルールは自分をしばるものではなく、大切なことを続ける支え
- おすすめの発問:がんばるためのルールに、なぜ「休む」が入る?
- 板書:左「心に残った学び」・中央「ルールは何のため」・右「自分のルール」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
一年間の学びを振り返ろうのあらすじ(どんなお話?)

巻末の「まなびの記録」を読み返し、印象深い学びを三つ選んで、1年間の成長とこれからの自分を見つめます。後半では、花火師の松井ののこさんが仕事の中で自分で決めて守る三つのルールが紹介され、それを手がかりに自分なりのルールを考えます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「来年もがんばる」と書くのが振り返りという考えです。授業の後は、休むことまで入った松井さんのルールから、ルールは大切にしたいことを長く続けるための支えだと気づくのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、感想と決意が並んで終わりがちです。松井さんのルールに「休む」が入っていることに目を向けると、学級で1年間続けてきたことを、次の学年へつなぐ見方が開けます。
4コマで見る「続かない目標」

大きな決意ほど、続かないことはよくあります。休むことも入れて自分に合うルールにすると、大切にしたいことを長く続ける支えになります。学級の目標づくりにもつながる見方です。
板書計画は3つのエリア

左に心に残った学びと成長したこと、中央にルールは何のためにあるのかを問う中心発問、右に自分のルールとその理由を置く形が考えられます。板書の全体は、note の指導案で紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「一年間の学びを振り返ろう」【1年間の学びの振り返り】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 振り返りを学級経営につなげて考える
- 休むことも入った松井さんのルールに注目
- ルールは大切なことを続けるための支え
『一年間の学びを振り返ろう』のよくある質問
Q. 『一年間の学びを振り返ろう』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「1年間の学びの振り返り」です。
Q. 『一年間の学びを振り返ろう』のあらすじは?
A. 巻末の「まなびの記録」を読み返し、印象深い学びを三つ選んで、1年間の成長とこれからの自分を見つめます。後半では、花火師の松井ののこさんが仕事の中で自分で決めて守る三つのルールが紹介され、それを手がかりに自分なりのルールを考えます。
Q. 『一年間の学びを振り返ろう』の授業のねらいは?
A. 振り返り=来年もがんばる決意という考えから、大切なことを続ける自分のルールという考えへ深めることです。授業の前は「来年もがんばる」と書くのが振り返りという考えです。授業の後は、休むことまで入った松井さんのルールから、ルールは大切にしたいことを長く続けるための支えだと気づくのがゴールです。
Q. 『一年間の学びを振り返ろう』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「がんばるためのルールに、なぜ「休む」が入る?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、感想と決意が並んで終わりがちです。松井さんのルールに「休む」が入っていることに目を向けると、学級で1年間続けてきたことを、次の学年へつなぐ見方が開けます。
Q. 『一年間の学びを振り返ろう』の板書計画は?
A. 左に心に残った学びと成長したこと、中央にルールは何のためにあるのかを問う中心発問、右に自分のルールとその理由を置く形が考えられます。板書の全体は、note の指導案で紹介しています。












