最初の道徳が、ページの説明を読むだけで終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では『道徳の学習を始めよう』を学級経営につなげる切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『道徳の学習を始めよう』(中学3年・道徳/道徳科のオリエンテーション)
- あらすじ:教科書の最初の見開き2ページで、物語はありません。「読んで考える」など四つの学び方と、「答えは一つではない」など三つのポイントが示され、最後に「まなびの記録」に中学最後の1年で学びたいことを書きます。
- ねらい:道徳=先生の答えを当てる時間 → 道徳はみんなで考えを深める時間。答えが一つでないからこそ、他者と考えることで自分の答えが深まる
- おすすめの発問:このクラスで、どんな道徳の時間をつくりたい?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
道徳の学習を始めようのあらすじ(どんなお話?)

教科書の最初の見開き2ページで、物語はありません。「読んで考える」など四つの学び方と、「答えは一つではない」など三つのポイントが示され、最後に「まなびの記録」に中学最後の1年で学びたいことを書きます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「道徳は先生の答えを当てる時間」という見方です。授業の後は、答えが一つでないからこそ、みんなで考えることで自分なりの答えが深まると気づけることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

ページの順に感想を聞くと、説明を読むだけで終わりがちです。このクラスでどんな道徳の時間をつくりたいかと問うと、2年間の経験をふり返りながら、話し合う意味を自分たちで考えられます。
4コマで見る「最初の道徳」

道徳は先生の答えを当てる時間、と思っている生徒は少なくありません。友だちのちがう意見にふれると、みんなで考える意味が実感できます。お話の考え方を、4月の教室の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に道徳の学び方をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「道徳の学習を始めよう」【道徳科のオリエンテーション】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- オリエンテーションを学級づくりにつなげる
- 答えが一つでないから、みんなで考える
- 2年間の学びを点検し、1年の見通しを
『道徳の学習を始めよう』のよくある質問
Q. 『道徳の学習を始めよう』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「道徳科のオリエンテーション」です。
Q. 『道徳の学習を始めよう』のあらすじは?
A. 教科書の最初の見開き2ページで、物語はありません。「読んで考える」など四つの学び方と、「答えは一つではない」など三つのポイントが示され、最後に「まなびの記録」に中学最後の1年で学びたいことを書きます。
Q. 『道徳の学習を始めよう』の授業のねらいは?
A. 道徳=先生の答えを当てる時間という考えから、道徳はみんなで考えを深める時間という考えへ深めることです。授業の前は「道徳は先生の答えを当てる時間」という見方です。授業の後は、答えが一つでないからこそ、みんなで考えることで自分なりの答えが深まると気づけることがゴールです。
Q. 『道徳の学習を始めよう』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「このクラスで、どんな道徳の時間をつくりたい?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。ページの順に感想を聞くと、説明を読むだけで終わりがちです。このクラスでどんな道徳の時間をつくりたいかと問うと、2年間の経験をふり返りながら、話し合う意味を自分たちで考えられます。
Q. 『道徳の学習を始めよう』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に道徳の学び方をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












