国際理解の授業が「外国っておもしろいね」で終わってしまうことはありませんか。この記事では、題名の「ピース」を手がかりに、まんがの流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『七十六億個のピース ー星野ルネー』(小学5年・道徳/国際理解、国際親善)
- あらすじ:カメルーン生まれの星野ルネさんが、日本とカメルーンのちがいをまんがで紹介します。食べ物、学校、マナーと、おどろきはおたがいさまです。最後に、わたしたちはみんな地球パズルの大切な一ピースだと語られます。
- ねらい:外国=変わっている国 → 自分の当たり前もちがいの一つ。ちがいには理由がある。自分も相手も、地球パズルの大切な一ピース
- おすすめの発問:「ピース」は、一つ欠けてもなぜだめなのだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
七十六億個のピース ー星野ルネーのあらすじ(どんなお話?)

カメルーン生まれの星野ルネさんが、日本とカメルーンのちがいをまんがで紹介します。食べ物、学校、マナーと、おどろきはおたがいさまです。最後に、わたしたちはみんな地球パズルの大切な一ピースだと語られます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「外国はおもしろい、変わっている」という見方です。授業の後は、自分の当たり前も相手から見ればちがいの一つだと気づき、ちがう相手とつながろうとすることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、ちがいへのおどろきで止まりがちです。題名の「ピース」に目を向けると、形がちがうからこそつながり、どれも欠かせないという見方が生まれます。
4コマで見る「お正月のおぞうに」

自分の当たり前とちがうと、つい「変なの」と言ってしまいます。相手から見れば自分もちがう側だと気づくと、ちがいがつながりのきっかけになります。教材の考え方を、教室の会話に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際理解の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 5年『七十六億個のピース ー星野ルネー』【国際理解、国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 題名の「ピース」に、つながりの意味がある
- 自分の当たり前も、だれかにとってのちがい
- ちがいには、その土地の理由がある
『七十六億個のピース ー星野ルネー』のよくある質問
Q. 『七十六億個のピース ー星野ルネー』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学5年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際親善」です。
Q. 『七十六億個のピース ー星野ルネー』のあらすじは?
A. カメルーン生まれの星野ルネさんが、日本とカメルーンのちがいをまんがで紹介します。食べ物、学校、マナーと、おどろきはおたがいさまです。最後に、わたしたちはみんな地球パズルの大切な一ピースだと語られます。
Q. 『七十六億個のピース ー星野ルネー』の授業のねらいは?
A. 外国=変わっている国という考えから、自分の当たり前もちがいの一つという考えへ深めることです。授業の前は「外国はおもしろい、変わっている」という見方です。授業の後は、自分の当たり前も相手から見ればちがいの一つだと気づき、ちがう相手とつながろうとすることがゴールです。
Q. 『七十六億個のピース ー星野ルネー』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「ピース」は、一つ欠けてもなぜだめなのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、ちがいへのおどろきで止まりがちです。題名の「ピース」に目を向けると、形がちがうからこそつながり、どれも欠かせないという見方が生まれます。
Q. 『七十六億個のピース ー星野ルネー』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際理解の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












