国際理解の授業が「外国の文化を知る学習」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「いっしょに」ということばを読み解きながら、ほかの国の人と親しむ心を考える授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『いっしょに何しよ?』(小学3年・道徳/国際理解、国際親善)
- あらすじ:韓国のキムさん一家が、冬休みに「ぼく」の家へ来ることになり、ひとりずつ日本のものをしょうかいすることに。なかなか決められない「ぼく」は、去年ユナとあそんだことを思い出し、いっしょに何をしようかとわくわくしてきます。
- ねらい:国際理解=外国のことを知る → 同じ・ちがうを知っていっしょに楽しむ。同じところとちがうところを知ると、いっしょに楽しみたくなる
- おすすめの発問:「見せる」と「いっしょに」何がちがうのだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
いっしょに何しよ?のあらすじ(どんなお話?)

韓国のキムさん一家が、冬休みに「ぼく」の家へ来ることになり、ひとりずつ日本のものをしょうかいすることに。なかなか決められない「ぼく」は、去年ユナとあそんだことを思い出し、いっしょに何をしようかとわくわくしてきます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、国際理解とは「外国のことを知ること」と考えがちです。授業の後は、一人の友達の顔を思いうかべ、同じところもちがうところも楽しみたいと思えることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、韓国の文化の知識集めになりがちです。題名の「いっしょに」に目を向けると、見せるだけでなく相手と楽しむことが親しむ第一歩だと、子どもが気づきはじめます。
4コマで見る「交流会」

ほかの国の人と会うとき、つい「何を見せるか」から考えがちです。相手のことを知ろうとすると、いっしょに楽しむ方法が見えてきます。お話の冬休みを、学校の交流会に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に「日本のものを見せる」などのいまの考え、中央に中心発問での話し合い、右に親しむ心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 3年『いっしょに何しよ?』【国際理解、国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 題名の「いっしょに」ということばを読み解く
- 同じところも、ちがうところも楽しむ
- 一人の友達の顔を思いうかべて考える
『いっしょに何しよ?』のよくある質問
Q. 『いっしょに何しよ?』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学3年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際親善」です。
Q. 『いっしょに何しよ?』のあらすじは?
A. 韓国のキムさん一家が、冬休みに「ぼく」の家へ来ることになり、ひとりずつ日本のものをしょうかいすることに。なかなか決められない「ぼく」は、去年ユナとあそんだことを思い出し、いっしょに何をしようかとわくわくしてきます。
Q. 『いっしょに何しよ?』の授業のねらいは?
A. 国際理解=外国のことを知るという考えから、同じ・ちがうを知っていっしょに楽しむという考えへ深めることです。授業の前は、国際理解とは「外国のことを知ること」と考えがちです。授業の後は、一人の友達の顔を思いうかべ、同じところもちがうところも楽しみたいと思えることがゴールです。
Q. 『いっしょに何しよ?』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「見せる」と「いっしょに」何がちがうのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、韓国の文化の知識集めになりがちです。題名の「いっしょに」に目を向けると、見せるだけでなく相手と楽しむことが親しむ第一歩だと、子どもが気づきはじめます。
Q. 『いっしょに何しよ?』の板書計画は?
A. 板書は、左に「日本のものを見せる」などのいまの考え、中央に中心発問での話し合い、右に親しむ心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書はnoteで紹介しています。












