国際理解の授業が「外国のことを調べよう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、お母さん・お父さん・先生の言うことをくらべる見方で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『三つの国』(小学3年・道徳/国際理解、国際親善)
- あらすじ:アメリカに住む「わたし」の家には、カメルーン、日本、アメリカの三つの国があります。お母さん、お父さん、先生の言うことがちがってこまりますが、あいさつややさしさはみんな同じでした。サッカーの試合では「どっちも、がんばれ!」と応援します。
- ねらい:ちがい=こまること → ちがいも同じもおもしろい。同じところがあるから、ちがいを安心して楽しめる
- おすすめの発問:三人の言うことの、同じところはどこ?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
三つの国のあらすじ(どんなお話?)

アメリカに住む「わたし」の家には、カメルーン、日本、アメリカの三つの国があります。お母さん、お父さん、先生の言うことがちがってこまりますが、あいさつややさしさはみんな同じでした。サッカーの試合では「どっちも、がんばれ!」と応援します。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、ちがいを「こまること」「おかしいこと」と感じがちです。授業の後は、同じところにも目を向けることで、ちがいをよさやおもしろさとして受け止められることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「こまった」から「たのしい」へ気持ちを追うだけで終わりがちです。三人の言うことをくらべて同じところを探すと、ちがいの見え方が変わるわけを子どもが考えはじめます。
4コマで見る「家ごとのちがい」

家や国がちがえば、当たり前もちがいます。お弁当のちがいをわらってしまったところから、ちがいをおもしろいと感じる場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際理解をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 3年『三つの国』【国際理解、国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 三人の言うことをくらべるのがカギ
- 同じところがあると、ちがいを楽しめる
- 場面発問より、くらべて全体を問う
『三つの国』のよくある質問
Q. 『三つの国』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学3年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際親善」です。
Q. 『三つの国』のあらすじは?
A. アメリカに住む「わたし」の家には、カメルーン、日本、アメリカの三つの国があります。お母さん、お父さん、先生の言うことがちがってこまりますが、あいさつややさしさはみんな同じでした。サッカーの試合では「どっちも、がんばれ!」と応援します。
Q. 『三つの国』の授業のねらいは?
A. ちがい=こまることという考えから、ちがいも同じもおもしろいという考えへ深めることです。授業の前は、ちがいを「こまること」「おかしいこと」と感じがちです。授業の後は、同じところにも目を向けることで、ちがいをよさやおもしろさとして受け止められることがゴールです。
Q. 『三つの国』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「三人の言うことの、同じところはどこ?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「こまった」から「たのしい」へ気持ちを追うだけで終わりがちです。三人の言うことをくらべて同じところを探すと、ちがいの見え方が変わるわけを子どもが考えはじめます。
Q. 『三つの国』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際理解をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












