「地球の時間、ヒトの時間」が「自然はすごい」の感想で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、四十六億年と百年という二つの時間をくらべながら、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『地球の時間、ヒトの時間』(中学2年・道徳/自然愛護)
- あらすじ:地震学者の大木さんは、四十六億年の地球の時間と、百年に満たないヒトの時間をくらべます。地震や噴火も、地球から見ればくり返されてきた営みです。その流れの中に自分の一瞬があると考えると、今を生きる尊さが見えてきます。
- ねらい:自然愛護=自然を大切にしよう → 自然の大きな流れに自分も生かされている。自然は征服するものではなく、その時間の流れの中に自分もいる
- おすすめの発問:地球の時間で見ると、自分の悩みはどう見える?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
地球の時間、ヒトの時間のあらすじ(どんなお話?)

地震学者の大木さんは、四十六億年の地球の時間と、百年に満たないヒトの時間をくらべます。地震や噴火も、地球から見ればくり返されてきた営みです。その流れの中に自分の一瞬があると考えると、今を生きる尊さが見えてきます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「自然を大切にしよう」という呼びかけで止まりがちです。授業の後は、自然への畏れと謙虚さをもち、大きな時間の流れの中で今を生きるかけがえのなさに気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、数字への驚きで終わりがちです。二つの時間をくらべて問うと、自然の大きさと、その中で今を生きる自分の姿が結びついてきます。
4コマで見る「テストの次の日」

大きな自然の時間に目を向けると、目の前の悩みが流れの一コマに見えることがあります。自然への畏れが、自分を見つめ直す力になる場面にしました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に「突然」と感じていた自分たちの時間感覚、中央に中心発問での話し合い、右に自然への畏敬と今を生きる自分のとらえ直しを置きます。板書の全体はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「地球の時間、ヒトの時間」【自然愛護】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 四十六億年と百年、二つの時間をくらべる
- 感想で止めず、自然と自分の関わりを問う
- 大きな流れの中で今を生きる尊さに気づく
『地球の時間、ヒトの時間』のよくある質問
Q. 『地球の時間、ヒトの時間』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「自然愛護」です。
Q. 『地球の時間、ヒトの時間』のあらすじは?
A. 地震学者の大木さんは、四十六億年の地球の時間と、百年に満たないヒトの時間をくらべます。地震や噴火も、地球から見ればくり返されてきた営みです。その流れの中に自分の一瞬があると考えると、今を生きる尊さが見えてきます。
Q. 『地球の時間、ヒトの時間』の授業のねらいは?
A. 自然愛護=自然を大切にしようという考えから、自然の大きな流れに自分も生かされているという考えへ深めることです。授業の前は「自然を大切にしよう」という呼びかけで止まりがちです。授業の後は、自然への畏れと謙虚さをもち、大きな時間の流れの中で今を生きるかけがえのなさに気づくことがゴールです。
Q. 『地球の時間、ヒトの時間』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「地球の時間で見ると、自分の悩みはどう見える?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、数字への驚きで終わりがちです。二つの時間をくらべて問うと、自然の大きさと、その中で今を生きる自分の姿が結びついてきます。
Q. 『地球の時間、ヒトの時間』の板書計画は?
A. 板書は、左に「突然」と感じていた自分たちの時間感覚、中央に中心発問での話し合い、右に自然への畏敬と今を生きる自分のとらえ直しを置きます。板書の全体はnoteで紹介しています。












