「見られているからがんばる」という浅いまとめで終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では『駐車場係として』を、あの日と一年後をつなぐ切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『駐車場係として』(中学3年・道徳/自主、自律、自由と責任)
- あらすじ:県大会に駐車場係として参加した「僕」は、雨のなかでみじめさを感じ、持ち場を離れかけます。しかし健ちゃんの姿と運転手さんの言葉にふれ、走って戻ります。一年後、「僕」は選手として決勝のコートに立ちます。
- ねらい:見られているからがんばる → 役割を果たすかは自分で決めている。誰も見ていなくても、自分で決めて果たす心が未来をつくる
- おすすめの発問:決勝に立つ「僕」を、あの日の何が支えた?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
駐車場係としてのあらすじ(どんなお話?)

県大会に駐車場係として参加した「僕」は、雨のなかでみじめさを感じ、持ち場を離れかけます。しかし健ちゃんの姿と運転手さんの言葉にふれ、走って戻ります。一年後、「僕」は選手として決勝のコートに立ちます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「見られているからがんばる」「ほめられるからがんばる」という見方です。授業の後は、役割を果たすかどうかは自分で決めていて、その積み重ねが未来の自分をつくると気づけることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「見られているから」「ほめられたいから」に流れがちです。あの日と一年後をつなげて問うと、自分で決めて役割を果たした経験が、今の「僕」を支えていると見えてきます。
4コマで見る「朝の水やり」

誰も見ていないと、当番を一日くらいとばしたくなります。黙々と続ける友だちの姿にふれ、自分で決めて続けると、その積み重ねが先の自分につながります。お話の考え方を教室の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に役割を果たす意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。あの日と一年後をつなぐ板書の工夫はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「駐車場係として」【自主、自律、自由と責任】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- あの日と一年後をつなげて読む
- 戻る理由は、外ではなく「僕」の心の中
- 役割を果たす積み重ねが、未来の自分をつくる
『駐車場係として』のよくある質問
Q. 『駐車場係として』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「自主、自律、自由と責任」です。
Q. 『駐車場係として』のあらすじは?
A. 県大会に駐車場係として参加した「僕」は、雨のなかでみじめさを感じ、持ち場を離れかけます。しかし健ちゃんの姿と運転手さんの言葉にふれ、走って戻ります。一年後、「僕」は選手として決勝のコートに立ちます。
Q. 『駐車場係として』の授業のねらいは?
A. 見られているからがんばるという考えから、役割を果たすかは自分で決めているという考えへ深めることです。授業の前は「見られているからがんばる」「ほめられるからがんばる」という見方です。授業の後は、役割を果たすかどうかは自分で決めていて、その積み重ねが未来の自分をつくると気づけることがゴールです。
Q. 『駐車場係として』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「決勝に立つ「僕」を、あの日の何が支えた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「見られているから」「ほめられたいから」に流れがちです。あの日と一年後をつなげて問うと、自分で決めて役割を果たした経験が、今の「僕」を支えていると見えてきます。
Q. 『駐車場係として』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に役割を果たす意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。あの日と一年後をつなぐ板書の工夫はnoteで紹介しています。












