偉人の努力の話が「努力すれば夢は叶う」という決まり文句で終わり、生徒が白けてしまう、となやんでいませんか。この記事では『高く遠い夢』でやりがちな失敗と、その先へ進む問いの立て方を図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『高く遠い夢』(中学3年・道徳/希望と勇気、克己と強い意志)
- あらすじ:三浦雄一郎さんは、エベレストに登るという高い目標を立てます。足に重りをつけて日常を過ごし、近くの山に登り、区切りをつけて練習を重ねます。家族や仲間に支えられ、くじけそうになっても長い努力を続けます。
- ねらい:努力すれば夢は叶う → 努力は目標と意志に支えられて続く。努力は根性ではなく、目標に向かって続けるもの
- おすすめの発問:努力は「根性」だけで続くものだろうか?
- 板書:左「目標と積み重ね」・中央「続けられた理由」・右「努力をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
高く遠い夢のあらすじ(どんなお話?)

三浦雄一郎さんは、エベレストに登るという高い目標を立てます。足に重りをつけて日常を過ごし、近くの山に登り、区切りをつけて練習を重ねます。家族や仲間に支えられ、くじけそうになっても長い努力を続けます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「努力すれば夢は叶う」という聞きなれた見方です。授業の後は、長い努力は高い目標と強い意志に支えられて続くものだ、と生徒が自分の言葉で言えることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「つらかった」「頑張った」がならび、「努力は大切」で終わりがちです。努力のイメージそのものを問うと、努力を支える目標や意志に目が向きます。
4コマで見る「三日坊主」

「よし、がんばるぞ」と根性だけで始めた努力は、なかなか続きません。何のための努力かがはっきりすると、続け方が変わります。お話の考え方を、部活や家での身近な場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に三浦さんの目標と具体的な行動、中央に「なぜ続けられたのか」の話し合い、右に努力をとらえ直す生徒のことばを置く3つのエリアです。くわしい板書計画はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
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教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「努力は大切」で終わらせない
- 努力を支える目標と意志に目を向ける
- まとめは生徒のことばで板書に残す
『高く遠い夢』のよくある質問
Q. 『高く遠い夢』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、克己と強い意志」です。
Q. 『高く遠い夢』のあらすじは?
A. 三浦雄一郎さんは、エベレストに登るという高い目標を立てます。足に重りをつけて日常を過ごし、近くの山に登り、区切りをつけて練習を重ねます。家族や仲間に支えられ、くじけそうになっても長い努力を続けます。
Q. 『高く遠い夢』の授業のねらいは?
A. 努力すれば夢は叶うという考えから、努力は目標と意志に支えられて続くという考えへ深めることです。授業の前は「努力すれば夢は叶う」という聞きなれた見方です。授業の後は、長い努力は高い目標と強い意志に支えられて続くものだ、と生徒が自分の言葉で言えることがゴールです。
Q. 『高く遠い夢』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「努力は「根性」だけで続くものだろうか?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「つらかった」「頑張った」がならび、「努力は大切」で終わりがちです。努力のイメージそのものを問うと、努力を支える目標や意志に目が向きます。
Q. 『高く遠い夢』の板書計画は?
A. 板書は、左に三浦さんの目標と具体的な行動、中央に「なぜ続けられたのか」の話し合い、右に努力をとらえ直す生徒のことばを置く3つのエリアです。くわしい板書計画はnoteで紹介しています。












