偉人の授業のまとめが「努力は大切」「努力すれば夢はかなう」になってしまう、となやんでいませんか。この記事では、そのよくある失敗をさけて、笙船の長い努力を支えたものに近づく授業の流れを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『小川笙船』(小学6年・道徳/希望と勇気、努力と強い意志)
- あらすじ:笙船は江戸でも有名な腕のよい医者で、お金のない人にも手厚く治療をしました。小石川養生所が作られると取り仕切り、若い医者の日誌に夜おそくまで目を通します。ある日、元気になった男が大根を届けに来て、みんなの笑顔が広がりました。
- ねらい:努力すれば夢はかなう → 自分が立てた目標が長い努力を支える。努力をやめたくなったとき、支えてくれるのは自分が立てた目標
- おすすめの発問:笙船は、何のためにつかれる毎日を選んだ?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
小川笙船のあらすじ(どんなお話?)

笙船は江戸でも有名な腕のよい医者で、お金のない人にも手厚く治療をしました。小石川養生所が作られると取り仕切り、若い医者の日誌に夜おそくまで目を通します。ある日、元気になった男が大根を届けに来て、みんなの笑顔が広がりました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「努力すれば夢はかなう」というきれいな言葉です。授業の後は、努力とは長い期間がんばり続けることで、それを支えるのは自分が立てた目標=強い意志だと気づくのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、6年生はすでに知っているきれいな言葉にまとめがちです。目標から問うと、努力を支えた強い意志が子どもの言葉で出てきます。
4コマで見る「何のために」

つかれてやめたくなったとき、支えになるのは「何のために」という自分の目標です。がんばりを言葉でほめるより、目標を思い出させる声かけが効きます。
板書計画は3つのエリア

左に「努力ってどういうこと?」の今の考え、中央に笙船の努力を支えたもの、右に努力と強い意志のとらえ直しを書きます。くわしい発問の流れはnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年「小川笙船」【希望と勇気、努力と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「努力は大切」のまとめをさける
- 長い努力を支えた目標に目を向ける
- 自分が立てた目標が強い意志になる
『小川笙船』のよくある質問
Q. 『小川笙船』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、努力と強い意志」です。
Q. 『小川笙船』のあらすじは?
A. 笙船は江戸でも有名な腕のよい医者で、お金のない人にも手厚く治療をしました。小石川養生所が作られると取り仕切り、若い医者の日誌に夜おそくまで目を通します。ある日、元気になった男が大根を届けに来て、みんなの笑顔が広がりました。
Q. 『小川笙船』の授業のねらいは?
A. 努力すれば夢はかなうという考えから、自分が立てた目標が長い努力を支えるという考えへ深めることです。授業の前は「努力すれば夢はかなう」というきれいな言葉です。授業の後は、努力とは長い期間がんばり続けることで、それを支えるのは自分が立てた目標=強い意志だと気づくのがゴールです。
Q. 『小川笙船』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「笙船は、何のためにつかれる毎日を選んだ?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、6年生はすでに知っているきれいな言葉にまとめがちです。目標から問うと、努力を支えた強い意志が子どもの言葉で出てきます。
Q. 『小川笙船』の板書計画は?
A. 左に「努力ってどういうこと?」の今の考え、中央に笙船の努力を支えたもの、右に努力と強い意志のとらえ直しを書きます。くわしい発問の流れはnoteで紹介しています。












