「あきらめずにがんばった」で授業が終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、見落とされがちな「はげましの手紙を書いたお客さん」に目を向け、目標と努力のつながりを考える授業の流れを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『市民に愛される動物園を目指して』(小学6年・道徳/希望と勇気、努力と強い意志)
- あらすじ:旭山動物園の小菅さんたちは、動物の魅力を伝えるガイドを始めます。しかし人気者のゴリラが死に、来園者は急に減って廃園の危機に。小菅さんはもう一度ガイドにもどり、お客さんの手紙にはげまされ、理想の動物園を一つずつ実行していきました。
- ねらい:がんばればうまくいく → 信じる目標があるからくじけずに進める。何のためにやるのかを見失わないことが、困難を乗りこえる力になる
- おすすめの発問:はげましの手紙を書いたお客さんは何を見ていた?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
市民に愛される動物園を目指してのあらすじ(どんなお話?)

旭山動物園の小菅さんたちは、動物の魅力を伝えるガイドを始めます。しかし人気者のゴリラが死に、来園者は急に減って廃園の危機に。小菅さんはもう一度ガイドにもどり、お客さんの手紙にはげまされ、理想の動物園を一つずつ実行していきました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「がんばればうまくいく」という考えです。授業の後は、動物園は何のためにあるかという目標を見失わなかったからこそ、くじけずに進めたと気づくのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、つらさとうれしさを順にたどるだけになりがちです。お客さんの目から見ると、小菅さんたちの目標が人に届いていたことが見えてきます。
4コマで見る「学級新聞」

うまくいかないとき、目新しいことに飛びつきたくなります。読んでくれる人の声にふれると、「何のためにやるのか」という原点にもどれます。
板書計画は3つのエリア

左に動物園の困難と小菅さんの気持ち、中央に「もう一度当たり前のことを」と決めたわけ、右に目標と努力のとらえ直しを書きます。くわしい板書と発問はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『市民に愛される動物園を目指して』【希望と勇気、努力と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「あきらめずにがんばった」で終わらせない
- お客さんの目から、目標の力を見る
- 何のためにを見失わないことが強い意志
『市民に愛される動物園を目指して』のよくある質問
Q. 『市民に愛される動物園を目指して』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、努力と強い意志」です。
Q. 『市民に愛される動物園を目指して』のあらすじは?
A. 旭山動物園の小菅さんたちは、動物の魅力を伝えるガイドを始めます。しかし人気者のゴリラが死に、来園者は急に減って廃園の危機に。小菅さんはもう一度ガイドにもどり、お客さんの手紙にはげまされ、理想の動物園を一つずつ実行していきました。
Q. 『市民に愛される動物園を目指して』の授業のねらいは?
A. がんばればうまくいくという考えから、信じる目標があるからくじけずに進めるという考えへ深めることです。授業の前は「がんばればうまくいく」という考えです。授業の後は、動物園は何のためにあるかという目標を見失わなかったからこそ、くじけずに進めたと気づくのがゴールです。
Q. 『市民に愛される動物園を目指して』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「はげましの手紙を書いたお客さんは何を見ていた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、つらさとうれしさを順にたどるだけになりがちです。お客さんの目から見ると、小菅さんたちの目標が人に届いていたことが見えてきます。
Q. 『市民に愛される動物園を目指して』の板書計画は?
A. 左に動物園の困難と小菅さんの気持ち、中央に「もう一度当たり前のことを」と決めたわけ、右に目標と努力のとらえ直しを書きます。くわしい板書と発問はnoteで紹介しています。












