人物教材の授業が「すごい人だからできた」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、義足をかくしていた頃と今の秦さんに注目して、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『人生を変えるのは自分―秦由加子―』(小学6年・道徳/希望と勇気、努力と強い意志)
- あらすじ:秦由加子さんは十三歳で右足を切断し、義足をかくして人の目を気にして過ごします。二十四歳でコーチにパラトライアスロンをすすめられ、十八年ぶりに走って、自分から変わろうと心から思います。今は仕事の前後も練習を続けています。
- ねらい:すごい人だから努力できる → 変わろうと決めた一歩と支えが力になる。自分から変わろうとする一歩と、支えてくれる人への思いが力になる
- おすすめの発問:かくしていた頃の秦さんと今の秦さん、何がちがう?
- 板書:左「かくしていた頃」・中央「思い・支え・目標」・右「自分から変わる」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
人生を変えるのは自分―秦由加子―のあらすじ(どんなお話?)

秦由加子さんは十三歳で右足を切断し、義足をかくして人の目を気にして過ごします。二十四歳でコーチにパラトライアスロンをすすめられ、十八年ぶりに走って、自分から変わろうと心から思います。今は仕事の前後も練習を続けています。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「すごい人だから努力できた」という見方です。授業の後は、自分から変わろうと決めた一歩と、支えてくれる人への思いが、努力を続ける力になると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、すごさの確認で終わりがちです。義足をかくしていた頃と今をつなげると、希望と勇気は最初からあったものではなく、変わろうとした一歩から生まれたと見えてきます。
4コマで見る「発表会」

こわさや不安は、だれにでもあります。支えてくれる人の一言と、自分から変わろうとする一歩があれば、少しずつ前に進めます。
板書計画は3つのエリア

左に義足をかくしていた頃の秦さん、中央に努力を続けられる理由を「自分の思い」「支え」「目標」に分けて、右に自分から変わる一歩を書きます。くわしい流れはnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『人生を変えるのは自分―秦由加子―』【希望と勇気、努力と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「すごい人だからできた」で終わらせない
- かくしていた頃と今をつなげて見る
- 変わろうとする一歩と支えが努力の力に
『人生を変えるのは自分―秦由加子―』のよくある質問
Q. 『人生を変えるのは自分―秦由加子―』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、努力と強い意志」です。
Q. 『人生を変えるのは自分―秦由加子―』のあらすじは?
A. 秦由加子さんは十三歳で右足を切断し、義足をかくして人の目を気にして過ごします。二十四歳でコーチにパラトライアスロンをすすめられ、十八年ぶりに走って、自分から変わろうと心から思います。今は仕事の前後も練習を続けています。
Q. 『人生を変えるのは自分―秦由加子―』の授業のねらいは?
A. すごい人だから努力できるという考えから、変わろうと決めた一歩と支えが力になるという考えへ深めることです。授業の前は「すごい人だから努力できた」という見方です。授業の後は、自分から変わろうと決めた一歩と、支えてくれる人への思いが、努力を続ける力になると気づくことがゴールです。
Q. 『人生を変えるのは自分―秦由加子―』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「かくしていた頃の秦さんと今の秦さん、何がちがう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、すごさの確認で終わりがちです。義足をかくしていた頃と今をつなげると、希望と勇気は最初からあったものではなく、変わろうとした一歩から生まれたと見えてきます。
Q. 『人生を変えるのは自分―秦由加子―』の板書計画は?
A. 左に義足をかくしていた頃の秦さん、中央に努力を続けられる理由を「自分の思い」「支え」「目標」に分けて、右に自分から変わる一歩を書きます。くわしい流れはnoteで紹介しています。












