偉人の授業が「記録がすごい」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、近所の山にも登れなかった三浦さんと、エベレストの頂上に立つ三浦さんの「前と後」をくらべて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『夢に向かって ー三浦雄一郎ー』(小学6年・道徳/希望と勇気、努力と強い意志)
- あらすじ:冒険家の三浦雄一郎さんは、目標を達成したあと体をきたえる気持ちを失い、65歳で近所の山にも登れなくなります。そこでエベレスト登頂という新しい夢を立て、トレーニングを重ねます。70歳で頂上に立ち、80歳で3度目の登頂も果たしました。
- ねらい:夢をかなえるのは特別な人 → 夢があるからつらい努力も続く。つらさから逃げずにやり抜いたからこそ、うれしさが生まれる
- おすすめの発問:藻岩山と頂上の三浦さん何がいちばんちがう?
- 板書:左「つらい・きびしい」・中央「なぜうれしい?」・右「夢をもち続ける」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
夢に向かって ー三浦雄一郎ーのあらすじ(どんなお話?)

冒険家の三浦雄一郎さんは、目標を達成したあと体をきたえる気持ちを失い、65歳で近所の山にも登れなくなります。そこでエベレスト登頂という新しい夢を立て、トレーニングを重ねます。70歳で頂上に立ち、80歳で3度目の登頂も果たしました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「夢をかなえるのは特別な人」という見方です。授業の後は、つらいのにうれしいという気持ちから、夢をもつことと努力し続けることのつながりを、自分ごととして考えられるのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、記録のすごさを追う授業になりがちです。前と後をくらべると、変えたのは体より先に「夢」だったと見えてきます。
4コマで見る「次の目標」

目標をなくすと、力が出なくなるのはだれにでもあることです。次の目標が見えると、また努力したくなる。前と後をくらべると、夢の力がわかります。
板書計画は3つのエリア

左右に「つらい」と「うれしい」を分けて書き、中央で二つの気持ちのつながりを考えます。右には夢をもち続ける意味をまとめます。くわしい板書と発問はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『夢に向かって ー三浦雄一郎ー』【希望と勇気、努力と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「記録がすごい」で終わらせない
- 前と後をくらべ、変えたのは夢だと気づく
- つらいのにうれしい、の意味を考える
『夢に向かって ー三浦雄一郎ー』のよくある質問
Q. 『夢に向かって ー三浦雄一郎ー』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、努力と強い意志」です。
Q. 『夢に向かって ー三浦雄一郎ー』のあらすじは?
A. 冒険家の三浦雄一郎さんは、目標を達成したあと体をきたえる気持ちを失い、65歳で近所の山にも登れなくなります。そこでエベレスト登頂という新しい夢を立て、トレーニングを重ねます。70歳で頂上に立ち、80歳で3度目の登頂も果たしました。
Q. 『夢に向かって ー三浦雄一郎ー』の授業のねらいは?
A. 夢をかなえるのは特別な人という考えから、夢があるからつらい努力も続くという考えへ深めることです。授業の前は「夢をかなえるのは特別な人」という見方です。授業の後は、つらいのにうれしいという気持ちから、夢をもつことと努力し続けることのつながりを、自分ごととして考えられるのがゴールです。
Q. 『夢に向かって ー三浦雄一郎ー』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「藻岩山と頂上の三浦さん何がいちばんちがう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、記録のすごさを追う授業になりがちです。前と後をくらべると、変えたのは体より先に「夢」だったと見えてきます。
Q. 『夢に向かって ー三浦雄一郎ー』の板書計画は?
A. 左右に「つらい」と「うれしい」を分けて書き、中央で二つの気持ちのつながりを考えます。右には夢をもち続ける意味をまとめます。くわしい板書と発問はnoteで紹介しています。












